！本ブログはアフィリエイト広告を利用しています！
集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520
集計方法の詳細→本ブログの集計方法
集計期間
RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む
DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで
YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント
※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。
・単位は全て(万枚)
以下が合計ポイント20万ポイントを超えたglobeの楽曲人気ランキングである
| 曲名 | RCP | CDP | DLP | STP | YMP | 合計P | 発売日 | |
| 1位 | DEPARTURES | 0 | 228.8 | 6.7 | 0 | 5.2 | 240.8 | 96. 01.01 |
| 2位 | Can’t Stop Fallin’ in Love | 0 | 131.5 | 0 | 0 | 8.0 | 139.6 | 96. 10.30 |
| 3位 | FACE | 0 | 132.3 | 0 | 0 | 1.8 | 134.1 | 97. 01.15 |
| 4位 | Feel Like dance | 0 | 95.1 | 0 | 0 | 5.9 | 101.0 | 95. 08.09 |
| 5位 | SWEET PAIN | 0 | 90.0 | 0 | 0 | 0 | 90.0 | 95. 11.01 |
| 6位 | Wanderin’ Destiny | 0 | 87.6 | 0 | 0 | 0 | 87.6 | 97. 10.15 |
| 7位 | Joy to the love | 0 | 81.5 | 0 | 0 | 0 | 81.5 | 95. 09.27 |
| 8位 | Is this love | 0 | 53.7 | 0 | 0 | 1.3 | 55.1 | 96. 08.28 |
| 9位 | wanna Be A Dreammaker | 0 | 50.0 | 0 | 0 | 1.0 | 51.1 | 98. 09.02 |
| 10位 | Perfume of love | 0 | 46.8 | 0 | 0 | 2.5 | 49.4 | 98. 10.07 |
| 11位 | FREEDOM | 0 | 48.4 | 0 | 0 | 0 | 48.4 | 96. 03.27 |
| 12位 | Sa Yo Na Ra | 0 | 46.8 | 0 | 0 | 0 | 46.8 | 98. 09.23 |
| 13位 | FACES PLACES | 0 | 40.3 | 0 | 0 | 2.9 | 43.3 | 97. 03.05 |
| 14位 | sweet heart | 0 | 39.2 | 0 | 0 | 0.3 | 39.6 | 98. 09.30 |
| 15位 | Love again | 0 | 19.5 | 0 | 0 | 3.7 | 23.2 | 98. 03.31 |
globeは、KEIKO、小室哲哉、マーク・パンサーの3人組で、TKブームの最中にデビューして、90年代半ばから後半にかけてヒット曲を連発、小室ファミリーで最もCDを売り上げたアーティストである。ダブルミリオンポイント達成曲数は1曲、ミリオンポイント達成曲数は4曲、50万ポイント超えは9曲、20万ポイント超えは15曲となっている。そんな彼らの歴史を振り返っていこう。
デビューからヒットを連発
デビューからヒットを連発した1995年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り
| 曲名 | RCP | CDP | DLP | STP | YMP | 合計P | 発売日 |
| Feel Like dance | 0 | 95.1 | 0 | 0 | 5.9 | 101.0 | 95. 08.09 |
| Joy to the love | 0 | 81.5 | 0 | 0 | 0 | 81.5 | 95. 09.27 |
| SWEET PAIN | 0 | 90.0 | 0 | 0 | 0 | 90.0 | 95. 11.01 |
1995年8月、賀来千香子主演のフジ木曜劇場「ひとりにしないで」の主題歌に使用された『Feel Like dance』でデビューすると、オリコン週間チャートの最高順位3位ながら売上95万枚を突破、YouTubeのMV再生回数約3300万回を加えた換算の合計ポイントは約101万ポイントでミリオンポイントを達成した。続いて9月には、トヨタ自動車のCMソング『Joy to the love』をリリース、初のオリコン週間チャート1位を獲得し、約81万枚を売り上げた。11月には、労働と恋愛のバランスで葛藤する歌詞の楽曲『SWEET PAIN』を発売、オリコン週間チャートは2位止まりながら、累計売上は前作を超えて約90万枚となった。
自身最大のヒット曲と自身最高売上のアルバムが誕生
| 曲名 | RCP | CDP | DLP | STP | YMP | 合計P | 発売日 |
| DEPARTURES | 0 | 228.8 | 6.7 | 0 | 5.2 | 240.8 | 96. 01.01 |
| FREEDOM | 0 | 48.4 | 0 | 0 | 0 | 48.4 | 96. 03.27 |
| Is this love | 0 | 53.7 | 0 | 0 | 1.3 | 55.1 | 96. 08.28 |
| Can’t Stop Fallin’ in Love | 0 | 131.5 | 0 | 0 | 8.0 | 139.6 | 96. 10.30 |
1996年に入ると元日、タイアップソングが次々にヒットとなっていた「JR SKI SKI」のCMソング『DEPARTURES』をリリース、本作も当然のようにヒットを記録したうえ、TKブームの真っ只中でもあって売上は約228万枚のダブルミリオンに到達した。さらに、シングルでは自身唯一のDL認定10万DLを記録、YouTubeのMV合計再生回数約2800万回も加えた合計ポイントは約240万ポイントとなった。3月には、アルバム「globe」の先行シングル『FREEDOM』を発売、約48万枚を売り上げた。同月、アルバム「globe」を発表すると、初動売上・2週目売上がそれぞれミリオンとなり200万枚を超え、発売から2ヶ月で当時最高売上となっていたミスチル「Atomic Heart」の累計売上をクリアすると、その勢いのままオリコン集計初となるアルバム売上が400万枚を記録、最終的に約413万枚となった。
8月になると、ノンタイアップシングルでMV制作費に約1億円を費やした楽曲『Is this love』をリリース、約53万枚を売り上げて、YMPも加えた換算の合計ポイントは約55万ポイントとなった。10月には、前年に引き続き「JR SKI SKI」のCMソングを担当して、『DEPARTURES』を対称的な不倫を想起させる楽曲『Can’t Stop Fallin’ in Love』を発売、売上は約131万枚で再びミリオンセラーを達成、YouTubeのMV合計再生回数は『DEPARTURES』を超えて約4400万回を記録して、合計ポイントはCD売上が僅差で多かった次作を逆転する約139万ポイントとなった。
2ndアルバムがトリプルミリオン
2ndアルバムがトリプルミリオンを達成した1997年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り
| 曲名 | RCP | CDP | DLP | STP | YMP | 合計P | 発売日 |
| FACE | 0 | 132.3 | 0 | 0 | 1.8 | 134.1 | 97. 01.15 |
| FACES PLACES | 0 | 40.3 | 0 | 0 | 2.9 | 43.3 | 97. 03.05 |
| Wanderin’ Destiny | 0 | 87.6 | 0 | 0 | 0 | 87.6 | 97. 10.15 |
1997年には1月に、最高視聴率16.3%を記録した鈴木京香主演のフジ木曜劇場「彼女たちの結婚」の主題歌『FACE』をリリース、CD売上は前作を僅かに上回る約132万枚で、YMPも加えた合計ポイントは約134万ポイントとなった。3月には、アルバム「FACES PLACES」の先行シングルとして、表題曲の『FACES PLACES』を発売、約40万枚を売り上げ、YouTubeのMV再生回数約1600万回も加えた換算の合計ポイントは約43万ポイントとなった。
そこから1週間で、アルバム「FACES PLACES」を発表、初動売上は前作を大幅に超える約164万枚で、累計売上は約323万枚を記録し、トリプルミリオンを複数作品持つ最初のアーティストとなった。しかし、4月に本作からシングルカットした楽曲『Anytime somokin’ cigarette』は、売上約15万枚で20万ポイントを超えることができなかった。そこから半年の10月、最高視聴率19.3%を記録した豊川悦司主演のTBSドラマ「青い鳥」の主題歌となった『Wanderin’ Destiny』をリリース、オリコン週間チャート1位はSPEED『White Love』に阻まれ逃したものの、約87万枚を売り上げた。
4週連続リリースを敢行 レコ大の大賞受賞
4週連続リリースの敢行やレコ大の大賞受賞があった1998年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り
| 曲名 | RCP | CDP | DLP | STP | YMP | 合計P | 発売日 |
| Love again | 0 | 19.5 | 0 | 0 | 3.7 | 23.2 | 98. 03.31 |
| wanna Be A Dreammaker | 0 | 50.0 | 0 | 0 | 1.0 | 51.1 | 98. 09.02 |
| Sa Yo Na Ra | 0 | 46.8 | 0 | 0 | 0 | 46.8 | 98. 09.23 |
| sweet heart | 0 | 39.2 | 0 | 0 | 0.3 | 39.6 | 98. 09.30 |
| Perfume of love | 0 | 46.8 | 0 | 0 | 2.5 | 49.4 | 98. 10.07 |
1998年に突入すると3月に、アルバム「Love again」と、本アルバムの表題曲『Love again』を同日発売し、アルバムは約165万枚の売上を記録した。シングルは約19万枚を売り上げて、YouTubeのMV合計再生回数約2000万回を加えた合計ポイントは約23万ポイントとなった。9月から10月にかけては4枚連続リリース企画「BRAND NEW globe 4 SINGLES」を敢行し、9月に『wanna Be A Dreammaker』『Sa Yo Na Ra』『sweet heart』を、10月には『Perfume of love』をリリースした。
売上はそれぞれ約50万枚、約46万枚、約39万枚、約46万枚で、YMPを加えた換算の合計ポイントはそれぞれ約51万、約46万、約39万、約49万ポイントとなった。なお、『Perfume of love』のみ、ラルク『snow drop』に阻まれ、オリコン週間チャートの1位を逃した。12月には、アルバム「Relation」を発表、前述の4枚連続リリース企画に加えて、同月末に『wanna Be A Dreammaker』がレコード大賞の大賞を受賞するなど話題が絶えなかったことで、売上が前作から微増の約172万枚を記録した。
1999年以降
前年の話題性は十分で1999年以降もセールスを伸ばすかと思われたが、1998年デビュー組の台頭をはじめ音楽情勢が急速に変化した結果、メンバーの小室哲哉が作り上げた一時代のTKブームが終了した。これによる影響は深刻なもので、1999年以降にCD売上20万枚超え及び合計ポイント20万ポイント超えの曲は誕生しなかった。また、1999年3月発売のアルバム「FIRST REPRODUCTS」も売上が約50万枚になるなど、アルバムの売上も急激に低調なものとなった。ただ、1999年以降で唯一、1999年9月に発表したベストアルバム「CRUISE RECORD 1995-2000」は、一時代を作り上げた自身初のベストアルバムかつベストアルバムブームだったこともあって売上約276万枚のダブルミリオンを記録した。2000年には、メンバーの小室哲哉とKEIKOが結婚するといった出来事もありながら、21世紀に突入してからは活動休止と再開をはさみながらゆっくり活動を続けている。以上が、90年代半ばから後半にかけてヒット曲を連発したglobeの歴史である。この歴史を踏まえて、彼らの楽曲を聞きたくなった人には、20万ポイント超えの全楽曲を聴くことができる2010年発売のベストアルバム「15 YEARS -BEST HIT SELECTION-」が良いだろう。
コメント