2003年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が2003年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン)SMAP0313.2000313.203.
03.05
2位さくら (独唱)森山直太朗0106.333.607.0147.003.
03.05
3位雪の華中島美嘉024.880.69.619.6134.803.
10.01
4位明日への扉I WiSH077.440.49.61.1128.703.
02.14
5位さくらんぼ (05年 Encore Pressとの合算)大塚愛058.847.39.77.2123.203.
12.17
6位Jupiter平原綾香092.420.802.8116.103.
12.17
7位月のしずくRUI083.124.001.0108.203.
01.15
8位福山雅治095.86.700.8103.403.
08.27
9位COLORS宇多田ヒカル089.36.702.698.803.
01.29
10位ひまわり福山雅治095.8000.396.203.
08.27
11位それがすべてさ福山雅治095.800095.803.
08.27
12位涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜サザンオールスターズ074.2003.677.803.
07.23
13位河口恭吾044.823.602.671.203.
12.10
14位くるみMr.Children065.1005.770.903.
11.19
15位Mr.Children065.1001.166.303.
11.19
16位メリッサポルノグラフィティ037.123.504.064.703.
09.26
17位Choo Choo TRAINEXILE028.623.602.654.903.
11.06
18位Breezin’ 〜Together〜EXILE036.613.50050.203.
05.28
19位No way to say浜崎あゆみ037.16.701.245.103.
11.06
20位IT’S SHOWTIMEB’z042.2000.242.503.
03.26
21位Lose Yourselfエミネム07.223.9011.142.303.
04.23
22位Dilemmaネリー0030.8010.841.703.
09.10
23位薄荷キャンディーKinKi Kids038.8000.739.503.
08.13
24位上海ハニーORANGE RANGE024.013.500.938.603.
07.16
25位愛が呼ぶほうへポルノグラフィティ029.76.700.336.803.
11.06
26位永遠のBLOODSKinKi Kids036.200036.203.
04.09
27位空に唄えば175R035.900035.903.
04.16
28位1000の言葉倖田來未028.26.70034.903.
03.05
29位real Emotion倖田來未028.26.70034.903.
03.05
30位Always光永亮太024.46.701.532.703.
02.19
31位白雲の城氷川きよし032.600032.603.
02.19
32位野生のENERGYB’z030.4000.130.603.
07.16
33位心に夢を君には愛を/ギラ☆ギラKinKi Kids030.000030.003.
06.18
34位sailing dayBUMP OF CHICKEN024.6004.929.603.
03.12
35位しあわせになろうよ長渕剛029.200029.203.
05.01
36位AKATSUKI稲葉浩志027.500027.503.
06.11
37位鳥取砂丘水森かおり027.100027.103.
04.02
38位贈る言葉FLOW026.600026.603.
01.15
39位LIFE is… 〜another story〜平井堅019.16.700.326.103.
05.08
40位Realize (同年GUMDAM SEED EDITION盤との合算)玉置成実017.56.700.825.103.
07.24
41位雑草/足跡ロードオブメジャー025.000025.003.
01.22
42位ハッピーライフ175R024.400024.403.
01.16
43位Believe (同年GUMDAM SEED EDITION盤との合算)玉置成実023.0001.324.403.
04.23
44位Do As Infinity014.96.701.723.403.
11.06
45位ハダシの未来/言葉より大切なもの022.300022.303.
09.03
46位forgiveness浜崎あゆみ022.200022.203.
08.20
47位銀の龍の背に乗って中島みゆき021.400021.403.
07.23
48位夏の思い出ケツメイシ020.5000.821.403.
07.16
49位AMBITIOUS JAPAN!TOKIO020.900020.903.
10.01
50位ヨロコビノウタMONGOL800020.900020.903.
12.06

 本年は、ミリオンポイント達成曲数が8曲を数えて、年間1位は3年ぶりにトリプルミリオンポイントを記録した。一方で、CDからDLへの市場移行期の底に到達し、1987年以来、26年ぶりにTOP50のポイントが25万ポイントを下回った。前年まで5年連続でTOP5入りしていた宇多田ヒカルがついにTOP5を明け渡したが、引き続きTOP10にはランクインを果たした。宇多田ヒカル以外にも、宇多田と同年デビューで若い女性のカリスマとなった浜崎あゆみや、デビュー曲がいきなりヒットを記録した中島美嘉や、00年代中盤にDL市場で人気を獲得し次々にヒット曲を送り出した大塚愛や倖田來未などの女性ソロアーティストが多くランクインした。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

宇多田ヒカル

EXILE

大塚愛

KinKi Kids

SMAP

中島美嘉

浜崎あゆみ

B’z

福山雅治

ポルノグラフィティ

Mr.Children

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

2位 森山直太朗『さくら(独唱)』

 MBSの紀行番組「世界ウルルン滞在記」のエンディングテーマに使用された楽曲。発売すぐは、自身が事務所に所属していないために大きな宣伝は打てなかったこともあり、売上が大きくは伸びなかった。しかし徐々に人気を獲得して、発売から2ヶ月でオリコン週間チャートの3週連続1位を記録した。年間チャートでは同年4位→翌年32位と推移しており、TOP200の登場回数は130回超えを果たすロングヒットとなった。なお、DL市場でも人気を博し、レコード協会のDL認定でも50万DL認定を獲得している。

4位 I WiSH『明日への扉』

 フジテレビで放送されていた恋愛リアリティーショーの先駆けとも言える番組「あいのり」の主題歌に起用された楽曲。発売日をバレンタインデーに合わせるため、集計上不利な金曜日に発売したが、発売2週目と3週目にオリコン週間チャートの1位を獲得した。デビューシングルの2週連続1位は、KinKi Kids『硝子の少年』以来で6年ぶりとなった。同年の年間チャートでは6位を獲得した。またDL市場でも人気を獲得しており、フル配信50万DLと切り売り50万DLの認定を記録している。

6位 平原綾香『Jupiter』

 イギリスの作曲家ホルストの管弦楽組曲『惑星』の第4楽章『木星』の一部分に、歌詞を付けて発表した自身のデビュー曲。本曲でも使用されたホルスト『木星』の一部分は、多くの楽曲になっており、特にイギリスでは愛国歌となっている。オリコン週間チャートの最高順位は2位ながら、大ヒットを記録して、年間チャートでは2004年の3位にランクインしている。レコード協会では、最初の認定である2006年8月の認定で、切り売りのミリオン認定を獲得しており、同タイミングでミリオン以上の認定を獲得した楽曲の中で一番配信開始の早い楽曲となっている。

7位 RUI『月のしずく』

 同年に公開され興行収入は30億を超えた草彅剛主演の映画「黄泉がえり」の主題歌に起用された楽曲で、本映画に出演した柴咲コウが役名義で発売した。本映画は当初、3週間限定の公開予定であり、主題歌である本作も大々的に宣伝されることはなかった。しかし、映画が大反響となったことで通常公開に踏み切った。これによって、主題歌も映画同様に徐々に支持を得て、発売から約1ヶ月半でオリコン週間チャートの1位を獲得し、同年の年間チャートでは5位にランクインした。また、DL認定もフル25万DL、切り売り50万DLの認定を記録している。

13位 河口恭吾『桜』

 前年には1年に渡ってラジオDJもしていた自身の代表曲かつ最大のヒット曲である。元々はドラえもんがイメージキャラだったCMのコンペに出すために製作した楽曲のため、歌詞がドラえもんとのび太の関係性がイメージできる曲に仕上がった。その温かみある歌詞は大いに人気を獲得し、オリコン週間チャートの最高順位4位ながら、2004年の年間チャートでは9位にランクインするヒットとなった。またDL認定もフル25万DL、切り売り50万DLの認定を記録している。

27位 175R『空に唄えば』

 00年代半ば、中高生を中心に人気を獲得したロックバンドである自身の最大のヒット曲。本ランキングの42位にランクインしている自身のデビュー曲『ハッピーライフ』に続き、2作連続でオリコン週間チャートの1位を獲得して、邦ロックアーティスト史上初の記録を樹立した。本曲は、J-PHONE(現・ソフトバンクモバイル)のCMソングに使用された楽曲で、故郷である北九州の友人に向けて歌った楽曲。

30位 光永亮太『Always』

 最高視聴率は18.2%記録した松たか子と坂口憲二が主演したフジ月9ドラマ「いつもふたりで」の主題歌に起用された楽曲で、自身のデビュー曲にして代表曲。オリコン週間チャートの最高順位は5位ながら、CD売上20万枚を超えるヒットとなった。また、レコード協会のDL認定で10万DLの認定を獲得しており、換算ポイントは30万ポイントを超えるスマッシュヒットとなっている。

37位 水森かおり『鳥取砂丘』

 1995年にデビューし、本曲のヒットをきっかけに「ご当地ソングの女王」という異名を取った演歌歌手である自身の最大のヒット曲。オリコン週間チャートの最高順位は16位ながら、TOP200の登場回数は100回超えを記録しており、年間チャートでは同年と翌年にTOP100にランクインするロングヒットとなった。本曲のヒットを受けて、紅白歌合戦に初出場したが、これ以降、2023年現在まで1度も紅白歌合戦に落選したことがなく、また一度も歌唱曲を被らせたことがないという伝説を持っている

40位 玉置成実『Realize』

 毎日放送製作で放送されていたテレビアニメ「機動戦士ガンダム SEED」のオープニングテーマに使用された楽曲。デビュー曲であり同じタイアップが付いた『Believe』よりもCD売上は下落したものの、レコード協会のDL認定で10万DLの認定を獲得した結果、合計ポイントがデビュー曲を上回るヒットを記録した。なお、そのデビュー曲も本ランキングの43位にランクインしている。

50位 MONGOL800『ヨロコビノウタ』

 インディーズで発売されたアルバムとしては唯一のダブルミリオンを記録した自身2枚目のアルバム「MESSAGE」を発売してから約2年が経過していたが、まだ本アルバムが売上を伸ばしており、その最中に発売された彼らの1stシングル。発売2週目にはインディーズ史上初のオリコン週間チャートの1位を獲得し、2週連続の記録となった。なお、シングルのタイトルは「ヨロコビノウタ」であるが、CD収録の1曲目は『冬の思い出』であり、『ヨロコビノウタ』はB面のような扱いになっている。

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