2002年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計　一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

本ランキングの注意点：後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が2002年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

	曲名	アーティスト	RCP	CDP	DLP	STP	YMP	合計P	発売日
1位	大切なもの	ロードオブメジャー	0	90.7	0	0	7.8	98.5	02. 09.28
2位	ワダツミの木	元ちとせ	0	84.7	6.7	0	0.7	92.2	02. 02.06
3位	Life goes on	Dragon Ash	0	80.4	6.7	0	1.5	88.8	02. 01.23
4位	SAKURAドロップス	宇多田ヒカル	0	68.6	6.7	0	3.3	78.7	02. 05.09
5位	大きな古時計	平井堅	0	77.2	0	0	0.5	77.7	02. 08.28
6位	Way of Difference	GLAY	0	73.0	0	0	2.1	75.1	02. 02.27
7位	Voyage	浜崎あゆみ	0	67.9	6.7	0	0.1	74.8	02. 09.26
8位	光	宇多田ヒカル	0	59.8	6.8	0	3.6	70.3	02. 03.20
9位	FANTASISTA	Dragon Ash	0	42.4	16.7	0	2.1	61.4	02. 03.06
10位	HERO	Mr.Children	0	55.2	0	0	4.7	60.0	02. 12.11
11位	東京	桑田佳祐	0	54.9	0	0	0.6	55.6	02. 06.26
12位	もらい泣き	一青窈	0	46.4	6.8	0	0.9	54.2	02. 10.30
13位	君が好き	Mr.Children	0	51.3	0	0	1.6	53.0	02. 01.01
14位	One Night Carnival (01年インディーズ盤との合算)	氣志團	0	26.0	20.5	0	6.2	52.7	02. 05.29
15位	Any	Mr.Children	0	50.9	0	0	1.3	52.3	02. 07.10
16位	楽園ベイベー	RIP SLYME	0	30.1	16.8	0	4.7	51.6	02. 06.26
17位	熱き鼓動の果て	B’z	0	50.1	0	0	0.2	50.3	02. 06.05
18位	Free & Easy	浜崎あゆみ	0	48.6	0	0	0.3	48.9	02. 04.24
19位	Feel fine!	倉木麻衣	0	45.1	0	0	0.6	45.7	02. 04.24
20位	そうだ！We’re ALIVE	モーニング娘。	0	44.3	0	0	1.1	45.5	02. 02.20
21位	It Takes Two	CHEMISTRY	0	45.4	0	0	0	45.4	02. 11.13
22位	INVOKE	T.M.Revolution	0	24.7	16.7	0	2.5	43.9	02. 10.30
23位	HANABI	浜崎あゆみ	0	33.7	6.7	0	0.3	40.8	02. 07.24
24位	眠れぬ夜は君のせい	MISIA	0	32.2	6.7	0	1.5	40.4	02. 08.08
25位	亜麻色の髪の乙女	島谷ひとみ	0	37.4	0	0	2.6	40.1	02. 05.09
26位	きよしのズンドコ節	氷川きよし	0	39.4	0	0	0	39.4	02. 02.06
27位	a Day in Our Life	嵐	0	37.8	0	0	0	37.8	02. 02.06
28位	君をさがしてた〜New Jersey United〜	CHEMISTRY	0	30.0	6.9	0	0	36.9	02. 05.09
29位	キラキラ	小田和正	0	29.8	6.7	0	0	36.6	02. 02.27
30位	The Perfect Vision	MINMI	0	35.2	0	0	0.6	35.9	02. 08.21
31位	島人ぬ宝	BEGIN	0	8.3	16.9	0	9.8	35.1	02. 05.22
32位	July 1st	浜崎あゆみ	0	33.7	0	0	0.4	34.2	02. 07.24
33位	カナシミブルー	KinKi Kids	0	32.9	0	0	0.9	33.9	02. 05.02
34位	independent	浜崎あゆみ	0	33.7	0	0	0	33.7	02. 07.24
35位	solitude 〜真実のサヨナラ〜	KinKi Kids	0	32.8	0	0	0.2	33.1	02. 10.23
36位	Do it! Now	モーニング娘。	0	31.2	0	0	1.5	32.7	02. 07.24
37位	SONS OF THE SUN	麻波25	0	32.4	0	0	0	32.4	02. 04.24
38位	Ring	平井堅	0	32.2	0	0	0	32.2	02. 11.07
39位	星屑の街	ゴスペラーズ	0	24.4	6.7	0	0	31.1	02. 11.13
40位	freebird	SMAP	0	30.9	0	0	0	30.9	02. 05.15
41位	美しく燃える森	東京スカパラダイスオーケストラ	0	19.5	6.7	0	4.1	30.3	02. 02.14
42位	二人のアカボシ	キンモクセイ	0	23.0	6.7	0	0.4	30.2	02. 01.09
43位	逢いたい気持ち	GLAY	0	27.8	0	0	0.6	28.5	02. 07.31
44位	風になる	つじあやの	0	9.5	16.7	0	1.6	27.9	02. 06.26
45位	笑えれば	ウルフルズ	0	8.0	16.7	0	3.0	27.8	02. 02.20
46位	トモダチ	ケツメイシ	0	24.9	0	0	2.5	27.5	02. 02.20
47位	街/溺愛ロジック	堂本剛	0	27.1	0	0	0	27.1	02. 05.29
48位	VALENTI	BoA	0	20.1	6.7	0	0	26.8	02. 08.28
49位	ミニモニ。ひなまつり	ミニモニ	0	26.5	0	0	0	26.5	02. 01.30
50位	おさかな天国	柴矢裕美	0	26.2	0	0	0	26.2	02. 03.20

　本年は、CDからDLへの市場移行期の影響で、ミリオンポイント達成曲数が史上初めて0曲となった。その中でも宇多田ヒカルは高人気を獲得し、5年連続となるTOP5入りを果たした。また、Mr.Childrenが5年ぶりとなるTOP10へのランクインを記録している。TOP50の売上は12年ぶりに30万ポイントを下回った。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

宇多田ヒカル

KinKi Kids

GLAY

CHEMISTRY

Dragon Ash

浜崎あゆみ

B’z

平井堅

Mr.Children

モーニング娘。

年間TOP50ランクイン曲　PICK UP 解説

1位　ロードオブメジャー『大切なもの』

　テレ東の番組「ハマラジャ」のドキュメンタリー企画で結成されたバンドのインディーズデビュー曲。インディーズとしては驚異的なセールスを記録し、オリコン週間チャートでは最高順位2位を記録し、年間チャートでは本年20位→翌年10位にランクインする大ヒットとなった。インディーズで発売された楽曲の中では歴代1位の売上を記録した。またレコード協会は、インディーズ発売の楽曲は集計していないので、合計Pでもインディーズの1位となっている。

2位　元ちとせ『ワダツミの木』

　鹿児島の奄美大島出身の歌手である自身のデビュー曲。ノンタイアップながら、発売から2ヶ月でオリコン週間チャートの1位を記録し、同年の年間チャートでは3位にランクインする大ヒット曲となった。同年の新人アーティストの中では驚異的な売上を記録した。曲名の「ワダツミ」とは、日本神話に登場する海の神様のこと。

14位　氣志團『One Night Carnival』

　インディーズでも発売し、彼らのメジャーデビュー曲としても発売された楽曲。「俺んとこ来ないか?」というセリフで始まる印象的な作りで、ノリのいい楽曲で人気を獲得した。オリコン週間チャートは7位止まりながら、TOP200の登場回数は90回を超えており、ロングヒットを記録した。また、DL市場やYMPも計上した結果、CDPとその他のポイントが同程度の水準に到達し、自身最大のヒット曲となった。

25位　島谷ひとみ『亜麻色の髪の乙女』

　自身が出演した花王「エッセンシャルダメージケア」のCMソングに起用された楽曲。当初、CDシングル化の予定は無かったが、反響が大きかったために音源製作に踏み切った。オリコン週間チャートの最高順位は4位ながら、年間チャートでは同年の22位にランクインするヒットとなった。本曲はカバーに当たるが、元曲の存在を知っている人はほとんどいないため、自身の代表曲となっている楽曲である。

30位　MINMI『The Perfect Vision』

　レゲエやR&Bを取り入れた楽曲で人気を獲得した自身のデビュー曲。オリコン週間チャートでは最高順位4位を記録し、同年の年間チャートでは44位にランクインした。本曲は全国20局以上のラジオ局でヘビーローテションの楽曲に指定されて、これがヒットの一番の要因になった。作詞作曲は自分自身で手掛けている。

31位　BEGIN『島人ぬ宝』

　1990年頃にイカ天で人気を獲得して、デビュー曲『恋しくて』をヒットさせた彼らの代表曲となった楽曲。NHK沖縄放送局の「沖縄本土復帰30周年」のイメージソングに起用された。オリコン週間チャートの最高順位は47位で、CD売上は10万枚にも満たなかったが、DL市場やYouTubeで人気を獲得して、本ランキングにランクインする規模のヒットになった。

37位　麻波25『SONS OF THE SUN』

　大塚製薬「ポカリスエット」のCMソングに起用されヒットした自身最大のヒット曲かつ代表曲。1996年に結成し、90年代にはすでに全国ツアーを行えるほどの人気はあり、Dragon Ashなどのバンドと全国を回っていたが、ヒットには恵まれていなかった彼らが、ついに脚光を浴びるに至った。オリコン週間チャートの最高順位は4位を記録し、同年の年間チャートでは27位にランクインした。

41位　東京スカパラダイスオーケストラ『美しく燃える森』

　キリンビール「キリンチューハイ氷結果汁」のCMソングに起用された楽曲。多くのメンバーが参加・脱退しているインストゥルメンタルバンドである彼らの最大のヒット曲。ボーカルには、ソロ・グループで多くのヒット曲を持つ奥田民生をゲストに迎えて、本曲が製作された。オリコン週間チャートの最高順位は4位を記録した。

44位　つじあやの『風になる』

　スタジオジブリが製作した映画「猫の恩返し」の主題歌と、ハウス食品のキャンペーンCMソングに起用された楽曲。CD売上自体は10万枚を下回り、オリコン週間チャートも最高順位は13位だったが、DL市場で人気を獲得して、レコード協会の25万DL認定を獲得するスマッシュヒットとなった。90年代から活動する自身の最大のヒット曲となった。

50位　柴矢裕美『おさかな天国』

　全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)中央シーフードセンターのキャンペーンソングとして製作された楽曲。プロモーションでの使用を想定しており、歌や曲としてのヒットは関係者の想定外となったが、異例のヒットを記録した。オリコン週間チャートでは最高順位3位を記録し、同年の年間チャートでは42位にランクインした。このヒットを受けて、MステやHEY!HEY!HEY!など各局の音楽番組に出演した。

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