1986年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1986年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位クリスマス・イブ (98・00・03・13・19年盤との合算)山下達郎229.737.66.700274.186.
11.28
2位命くれない瀬川瑛子103.80000103.886.
03.21
3位CHA-CHA-CHA石井明美87.0000087.086.
08.14
4位My Revolution渡辺美里66.7016.70083.486.
01.22
5位DESIRE -情熱-中森明菜77.40000.277.686.
02.03
6位無錫旅情尾形大作72.9000072.986.
09.21
7位Ban BAN BanKUWATA BAND67.7000067.786.
04.05
8位木枯しに抱かれて小泉今日子41.8016.70058.586.
11.19
9位時の流れに身をまかせテレサ・テン50.006.70056.786.
02.21
10位雪國吉幾三54.1000054.186.
02.25
11位ジプシー・クイーン中森明菜53.6000053.686.
05.26
12位シーズン・イン・ザ・サンTUBE46.506.70053.286.
04.21
13位スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)KUWATA BAND53.1000053.186.
07.05
14位OH!! POPSTARチェッカーズ53.0000053.086.
02.21
15位Shake Hip! (90年新バージョン盤との合算)米米CLUB3.340.06.702.552.686.
04.21
16位青いスタスィオン河合その子51.1000051.186.
03.21
17位Missing久保田利伸0050.40050.486.
09.10
18位Song for U.S.A.チェッカーズ48.9000048.986.
06.05
19位冬のオペラグラス新田恵利48.0000048.086.
01.01
20位Fin中森明菜47.7000047.786.
09.25
21位バレンタイン・キッス国生さゆり with おニャン子クラブ47.5000047.586.
02.01
22位MERRY X’MAS IN SUMMERKUWATA BAND47.2000047.286.
07.05
23位バナナの涙うしろゆびさされ組46.4000046.486.
01.21
24位君は1000%1986 OMEGA TRIBE43.90001.145.086.
05.01
25位悲しみよ こんにちは斉藤由貴43.3000043.386.
03.21
26位想いで迷子チョー・ヨンピル42.8000042.886.
09.25
27位恋のロープをほどかないで新田恵利42.5000042.586.
04.10
28位じゃあねおニャン子クラブ42.1000042.186.
02.21
29位季節はずれの恋吉沢秋絵41.9000041.986.
03.01
30位デカメロン伝説少年隊40.4000040.486.
03.24
31位六本木純情派荻野目洋子39.10000.439.686.
10.29
32位今夜はエンジェル椎名恵39.5000039.586.
01.01
33位モノクローム・ヴィーナス (12インチ盤との合算)池田聡38.7000038.786.
08.05
34位1986年のマリリン本田美奈子37.30000.938.386.
02.05
35位夏を待てない国生さゆり38.0000038.086.
05.10
36位最後のHoly Night杉山清貴37.9000037.986.
11.06
37位歌謡曲とんねるず37.4000037.486.
01.21
38位夏色片想い菊池桃子37.1000037.186.
05.14
39位NANAチェッカーズ36.4000036.486.
10.15
40位プルシアンブルーの肖像安全地帯35.7000035.786.
07.01
41位WAKU WAKU させて中山美穂35.5000035.586.
11.21
42位渚の『…』うしろゆびさされ組34.8000034.886.
08.27
43位くちびる Network岡田有希子34.7000034.786.
01.29
44位バラードのように眠れ少年隊34.5000034.586.
11.28
45位象さんのすきゃんてぃうしろゆびさされ組34.5000034.586.
05.02
46位色・ホワイトブレンド中山美穂33.4000033.486.
02.05
47位Broken Sunset菊池桃子32.8000032.886.
02.13
48位ラズベリー・ドリームREBECCA32.6000032.686.
05.02
49位愛しき日々堀内孝雄32.4000032.486.
10.25
50位浪花盃五木ひろし32.2000032.286.
06.25

 本年は、ミリオンポイント達成曲数が前年と同じ2曲だったものの、CDやDLでも人気を獲得して特大ロングヒットとなった楽曲が、5年ぶりにダブルミリオンポイントを達成して、2位と大差をつけて年間1位を獲得している。また、後年に一時代を作り上げた小室哲哉が『My Revolution』でブレイクを果たした。前年よりさらにアイドル一強が顕著になり、特に前年デビューしたおニャン子クラブのソロや派生グループがチャートを席巻した。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

菊池桃子

桑田佳祐(KUWATA BAND)

小泉今日子

少年隊

チェッカーズ

中森明菜

中山美穂

山下達郎

渡辺美里

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

2位 瀬川瑛子『命くれない』

 1970年に発売した『長崎の夜はむらさき』以来、細川たかしらとの競作で発売した『矢切の渡し』以外にヒット作がなかった自身の最大のヒット曲となった楽曲。発売当初はヒットしなかったが、1987年に入ってから徐々に有線で人気を獲得した。オリコン週間チャートは2位止まりながら、1987年の年間チャートで1位を獲得した。

3位 石井明美『CHA-CHA-CHA』

 最終回の視聴率が31.7%を記録した明石家さんまと大竹しのぶが主演したTBSドラマ『男女7人夏物語』の主題歌に起用された楽曲。元曲は、イタリアのダンスグループであるフィンツィ・コンティーニの楽曲で、本作はカバーに当たる。オリコン週間チャートでは1週ではあるものの1位を獲得し、本年の年間チャートでも1位にランクインした。なお翌年には、春の甲子園で入場曲に採用された。

6位 尾形大作『無錫旅情』

 同年に中国江蘇省無錫市は、日本からの観光客誘致を考えており作詞作曲家を無錫に招待した。本曲の作詞作曲を担当した中山大三郎も5日に渡り無錫を観光して、帰国後に本作を作りあげた。発売当初からじわじわと話題を集めていたが、1988年になってようやくオリコン週間チャートの初TOP10入りを果たした。年間チャートでは1987年8位→1988年50位と推移して、TOP100圏内の登場回数は80回を超えるまでに至るロングヒットとなった。

16位 河合その子『青いスタスィオン』

 森永製菓「HI-SOFT」のCMソングに使用された楽曲。おニャン子クラブのメンバーであった自身のソロ代表曲。後年、次々ヒット曲を連発し、アイドル四天王と呼ばれた工藤静香を除けば、おニャン子クラブのソロ曲の中では唯一50万ポイントを超え、最大のヒットとなった。当初は『風のチェルシー』という曲名が付いていたが、森永製菓のCMに使用されることが決定されたため、ライバル社の菓子の名前は使えないということでタイトルが変更された。

19位 新田恵利『冬のオペラグラス』

 おニャン子クラブのフロントメンバーで人気が高かった自身のソロデビュー曲にして最大のヒット曲。オリコン週間チャートでは本年唯一かつ最高記録となる連続3週の1位を獲得し、年間チャートでは13位にランクインした。なお、自身は本ランキングの27位にも『恋のロープをほどかないで』をランクインさせており、本年大活躍の年となった。

21位 国生さゆり with おニャン子クラブ『バレンタイン・キッス』

 バックコーラスに自身と同じくおニャン子クラブのメンバーである白石麻子と渡辺美奈代が参加した自身のソロ代表曲。オリコン週間チャートでは2位止まりながら、年間チャートでは本年の14位にランクインした。また、現代に近づき益々バレンタインデーが盛んになったことも相まって売上以上に愛される名曲となり、Perfumeの『チョコレイト・ディスコ』とともに、バレンタインの定番曲に挙げられる。なお、自身は本ランキングの35位に『夏を待てない』もランクインさせており、本年大活躍となった。

24位 1986 OMEGA TRIBE『君は1000%』

 榊原郁恵が主演した日テレドラマ『新・熱中時代宣言』の主題歌に起用された楽曲。オメガトライブが杉山清貴からカルロス・トシキにボーカルを変更してから初となるシングル。オリコン週間チャートの最高順位は6位ながら、同年の年間チャートでは18位にランクインするヒットとなり、カルロス・トシキが在籍していたオメガトライブの代表曲になった。

26位 チョー・ヨンピル『想いで迷子』

 1976年に韓国で発売した楽曲『釜山港へ帰れ』などの代表曲で知られる自身の日本における代表曲。オリコン週間チャートでは最高順位11位ながら、1987年から1988年に掛けてロングヒットを記録しており、1988年の年間チャートで35位にランクインした。本曲のヒットを受けて、1987年から4年連続で紅白歌合戦に出場している。

34位 本田美奈子『1986年のマリリン』

 ヘソ出しルックの先駆け的存在でありながら、その見た目だけではなく、アイドルの枠におさまらない歌唱力で人気を獲得した自身の最大のヒット曲。作詞にはおニャン子クラブのプロデュースで次々ヒットを送り出した秋元康が、作曲には筒美京平が参加する豪華コラボが実現した。オリコン週間チャートでは3位、同年年間チャートでは32位にランクインした。ちなみに、タイトルになっているマリリンとはマリリン・モンローのこと。

43位 岡田有希子『くちびる Network』

 カネボウ化粧品「レディ80BIO カラーネットワーク 86年春のバザール」CMソングに使用された楽曲。当時、芸能活動休止中であった松田聖子が作詞を手掛けたことも話題となり、オリコン週間チャートでは1位を獲得している。本作発売から2ヶ月後に自身が亡くなっているため、本曲が自身最大のヒット曲にして遺作となった。

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