1985年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1985年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位恋におちて -Fall in Love-小林明子143.006.700149.785.
08.31
2位フレンズ (99年remixed editionとの合算)REBECCA46.025.623.6016.5111.885.
10.21
3位ミ・アモーレ中森明菜94.60000.695.285.
03.08
4位Romanticが止まらないC-C-B77.5000077.585.
01.25
5位あの娘とスキャンダルチェッカーズ77.4000077.485.
03.21
6位We Are The WorldUSA for AFRICA73.20003.977.185.
04.12
7位仮面舞踏会少年隊71.7000071.785.
12.12
8位SAND BEIGE -砂漠へ-中森明菜69.1000069.185.
06.19
9位俺たちのロカビリーナイトチェッカーズ67.0000067.085.
07.05
10位ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)荻野目洋子48.606.8011.667.085.
11.21
11位悲しみにさよなら安全地帯66.5000066.585.
06.25
12位天使のウィンク松田聖子62.1000062.185.
01.30
13位翼の折れたエンジェル中村あゆみ56.60002.759.385.
04.21
14位卒業菊池桃子59.1000059.185.
02.27
15位あなたを・もっと・知りたくて薬師丸ひろ子58.6000058.685.
07.03
16位碧い瞳のエリス安全地帯58.2000058.285.
10.01
17位Bye Bye My Love (U are the one)サザンオールスターズ57.8000057.885.
05.29
18位熱き心に小林旭56.3000056.385.
11.20
19位ふたりの夏物語杉山清貴&オメガトライブ55.1000055.185.
03.06
20位今だから松任谷由実,小田和正,財津和夫55.0000055.085.
06.01
21位ボーイの季節松田聖子53.3000053.385.
05.09
22位赤い鳥逃げた中森明菜53.0000053.085.
05.01
23位神様ヘルプ!チェッカーズ52.8000052.885.
11.01
24位愛人テレサ・テン44.906.70051.685.
02.21
25位BOYのテーマ菊池桃子51.1000051.185.
05.15
26位SOLITUDE中森明菜50.3000050.385.
10.09
27位熱視線安全地帯48.5000048.585.
01.25
28位男船神野美伽47.1000047.185.
02.05
29位ユー・ガッタ・チャンス吉川晃司46.5000046.585.
01.11
30位シンデレラは眠れないTHE ALFEE44.7000044.785.
02.21
31位HEART OF RAINBOW/ブルー・パシフィックチェッカーズ44.2000044.285.
09.21
32位タッチ岩崎良美36.906.80043.885.
03.21
33位なんてったってアイドル小泉今日子42.6000042.685.
11.21
34位そして…めぐり逢い五木ひろし41.7000041.785.
04.05
35位RAIN-DANCEがきこえる (同年12インチ盤との合算)吉川晃司40.9000040.985.
09.25
36位常夏娘小泉今日子39.9000039.985.
04.10
37位メロディ (Melody)サザンオールスターズ39.9000039.985.
08.21
38位卒業斉藤由貴39.6000039.685.
02.21
39位にくまれそうなNEWフェイス吉川晃司39.0000039.085.
04.23
40位ラッキー・チャンスをもう一度 (同年12インチ盤との合算)C-C-B38.8000038.885.
08.21
41位卒業 (12インチ) (89・99年盤との合算)尾崎豊30.80.46.900.638.785.
01.21
42位空想KissC-C-B38.4000038.485.
11.27
43位もう逢えないかもしれない菊池桃子38.1000038.185.
09.26
44位「野蛮人のように」より ステキな恋の忘れ方薬師丸ひろ子37.5000037.585.
11.01
45位セーラー服を脱がさないでおニャン子クラブ37.1000037.185.
07.05
46位Young Bloods (同年3月SPECIAL DANCE MIXとの合算)佐野元春36.8000036.885.
02.01
47位もうひとつの土曜日浜田省吾14.806.8014.035.785.
05.22
48位サイレンスがいっぱい杉山清貴&オメガトライブ33.3000033.385.
05.29
49位雨の西麻布とんねるず33.0000033.085.
09.05
50位ff (フォルティシモ)HOUND DOG32.6000032.685.
08.25

 本年はミリオンポイント達成曲数が、レコード市場からCD市場への移行期となったため、前年の6曲からさらに減少し、9年ぶりに5曲を下回って2曲となった。また、年間1位はギリギリ150万ポイントに届かず、前年に続いて150万ポイントを下回った。引き続きアイドルは好調をキープしており、デビューしてから3年間、好成績を残していた中森明菜がついにTOP3にランクインした。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

安全地帯

荻野目洋子

菊池桃子

吉川晃司

小泉今日子

少年隊

杉山清貴&オメガトライブ

チェッカーズ

中森明菜

松田聖子

薬師丸ひろ子

REBECCA

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

1位 小林明子『恋におちて -Fall in Love-』

 最高視聴率23.8%を記録した古谷一行主演のTBSドラマ『金曜日の妻たちへⅢ』の主題歌に使用されて大ヒットした楽曲。本曲は、ドラマ放送より1年も前から自身がとある歌手のために作曲していたが、その話がなくなってしまった。そんな折に偶然、本ドラマの関係者の耳に自身の作曲した楽曲が入り、作詞家の湯川れい子によって詞を付けた。誰が歌うか検討したところ、デモテープに入っている歌声が良いという結論が出て、作曲者である自身が歌うこととなった。オリコン週間チャートでは通算7週の1位を獲得し、年間チャートでは同年3位→翌年6位と推移する大ヒットとなった。

4位 C-C-B『Romanticが止まらない』

 当時高校生だった木村一八が中学生役で主演し、トップアイドルの1人である中山美穂と共演したTBSドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌。作詞作曲は松本隆と筒美京平の黄金コンビが担当している。本グループのドラムを務める笠浩二が、ボーカルも担当するというスタイルも話題になった。オリコン週間チャートは2位止まりながら、年間チャートでは同年の4にランクインした。彼らは、本ランキングの40位に『ラッキー・チャンスをもう一度』、42位に『空想Kiss』をランクインさせており、本年大活躍となった。

6位 USA for AFRICA『We Are The World』

 アフリカの飢餓と貧困解消のためのチャリティーソングで、作詞作曲にマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが参加した他、アメリカの多くのアーティストが参加した楽曲。アメリカだけでもシングル売上300万枚とも言われており、日本でも売上枚数は50万に迫る(換算ポイントは約73万ポイント)ヒットとなった。世界中の売上を合計すると2000万枚にのぼるともされている。

13位 中村あゆみ『翼の折れたエンジェル』

 日清カップヌードルのCMソングとして使用された楽曲。高校3年生でデビューし、現在までで、アルバム総売上が280万枚以上を記録する自身の最初のヒット曲にして最大のヒット曲。オリコン週間チャートでは最高順位4位ながら、年間チャートでは同年の13位にランクインした。また、ザ・ベストテンの年間ランキングではオリコンのチャートを上回り12位を記録している。なお、ザ・ベストテンには事務所の戦略で出演することができなかった。

18位 小林旭『熱き心に』

 味の素のインスタントコーヒー「マキシム」のCMソングに採用された楽曲。作詞には阿久悠が、作曲には小林のファンを公言していた大瀧詠一が参加した。自身にとっては1977年に発売した『昔の名前で出ています』以来のヒットとなり、9年ぶりに紅白歌合戦に出演した。オリコン週間チャートは12位止まりだったが、1986年の年間チャートでは20位にランクインするヒットとなった。

20位 松任谷由実,小田和正,財津和夫『今だから』

 作詞作曲を3人で手掛けて、編曲とキーボードに坂本龍一も参加するという豪華なコラボが実現した楽曲。オリコン週間チャートでは2週連続となる1位を獲得し、同年の年間チャートでは16位にランクインした。基本は松任谷と小田の2人で曲の制作が進められ、財津は口出ししてもほぼ採用されなかったため、財津の色が薄まってしまったというエピソードも残っている。

24位 テレサ・テン『愛人』

 「尽くして 泣きぬれて そして愛されて」というサビの始まりも含め、愛人という立場ゆえの苦悩や心情をストレートに描いた歌詞で人気を得た楽曲。前作の『つぐない』のヒットも助けて、本曲もヒットを果たした。オリコンの週間チャートでは最高順位10位であるものの、彼女の代表曲の1つに挙げられる。

28位 神野美伽『男船』

 男歌・女歌のいずれも歌いこなす他、演歌にとどまらず歌謡曲・ジャズ・ラテンなどジャンルを問わず幅広く歌いこなす歌唱力に定評があり、ロックフェスやアメリカの音楽フェスに出演するという実績も持つ自身の代表曲。ザ・ベストテンには1度もランクインせず、オリコン週間チャートの最高順位も13位ながら、ロングヒットを積み重ねて本ランキングにランクインした。

32位 岩崎良美『タッチ』

 フジテレビで放送されていたあだち充原作のアニメ「タッチ」の第1期オープニングテーマとして使用されヒットした楽曲。実姉である岩崎宏美と同じく歌唱力は抜群であったにもかかわらず、数々のヒット曲を持つ姉とは違ってヒット曲には恵まれていなかった。そんな自身の代表曲にして最大のヒット曲。オリコン週間チャートでは最高順位12位ながら、同年の年間チャートでは39位にランクインしており、また昭和のアニソン代表曲としても挙げられるヒットとなった。

45位 おニャン子クラブ『セーラー服を脱がさないで』

 フジテレビの番組「夕やけニャンニャン」開始とともに芸能界デビューした大人数アイドルのパイオニア的グループのデビュー曲。のちに48グループ・坂道グループなどをプロデュースする秋元康が手掛けたグループで、本曲の攻めすぎた歌詞も評判を集めてヒットとなった。一方、フジテレビの番組から出たグループだったこともあり、ザ・ベストテンにランクインしても出席することは一度も無かった。この頃から、ザ・ベストテンに出席するアーティストが露骨に減少していき、ザ・ベストテン衰退の一因とも言われる楽曲。

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