1983年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1983年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位矢切の渡し細川たかし153.80000153.883.
02.21
2位もしも明日が…わらべ145.40000145.483.
12.21
3位SWEET MEMORIES松田聖子128.606.700.4135.783.
08.01
4位探偵物語薬師丸ひろ子126.10000.2126.383.
05.25
5位CAT’S EYE杏里123.00000123.083.
08.05
6位ワインレッドの心安全地帯107.10000107.183.
11.25
7位浪花恋しぐれ都はるみ&岡千秋105.40000105.483.
05.21
8位フラッシュダンス (同年12インチ盤との合算)アイリーン・キャラ104.90000104.983.
06.25
9位め組のひとラッツ&スター93.306.800100.183.
04.01
10位初恋村下孝蔵78.8016.800.396.083.
02.25
11位時をかける少女原田知世88.00000.188.283.
04.21
12位1/2の神話中森明菜85.90000.286.283.
02.23
13位瞳はダイアモンド松田聖子85.1000085.183.
10.28
14位禁区中森明菜76.60000.577.283.
09.07
15位天国のキッス松田聖子70.6000070.683.
04.27
16位細雪五木ひろし66.8000066.883.
09.01
17位想い出がいっぱいH2O64.4000064.483.
03.25
18位トワイライト -夕暮れ便り-中森明菜64.4000064.483.
06.01
19位悲しみがとまらない杏里63.4000063.483.
11.04
20位ボヘミアン葛城ユキ62.0000062.083.
05.21
21位釜山港へ帰れ渥美二郎60.8000060.883.
09.01
22位ギザギザハートの子守唄チェッカーズ59.40000.259.783.
09.21
23位お久しぶりね小柳ルミ子59.5000059.583.
07.21
24位秘密の花園松田聖子59.3000059.383.
02.03
25位ミッドナイト・ステーション近藤真彦58.7000058.783.
01.20
26位メリーアンTHE ALFEE55.8000055.883.
06.21
27位君に、胸キュン。YMO52.10000.652.783.
03.25
28位エスカレーション河合奈保子52.3000052.383.
06.01
29位艶姿ナミダ娘小泉今日子52.1000052.183.
11.01
30位真夏の一秒近藤真彦51.6000051.683.
04.27
31位春なのに柏原芳恵50.1000050.183.
01.11
32位僕 笑っちゃいます風見慎吾49.5000049.583.
05.21
33位ピエロ田原俊彦49.5000049.583.
02.17
34位ためいきロ・カ・ビ・リー近藤真彦49.4000049.483.
07.15
35位ボディ・スペシャルⅡ (BODY SPECIAL)サザンオールスターズ48.7000048.783.
03.05
36位家路岩崎宏美48.0000048.083.
08.21
37位さらば…夏田原俊彦47.8000047.883.
08.12
38位GOOD-BYE 青春長渕剛47.4000047.483.
09.01
39位そんなヒロシに騙されて高田みづえ45.9000045.983.
08.21
40位エル・オー・ヴイ・愛・N・G田原俊彦45.9000045.983.
11.18
41位恋吹雪大川栄策44.9000044.983.
06.01
42位ロイヤル・ストレート・フラッシュ近藤真彦44.3000044.383.
11.01
43位22歳谷村新司41.5000041.583.
10.01
44位挑発∞/XYZシブがき隊41.0000041.083.
10.14
45位サマー・サスビジョン杉山清貴&オメガトライブ40.7000040.783.
04.21
46位夏色のナンシー早見優40.3000040.383.
04.01
47位あの娘中島みゆき39.7000039.783.
10.21
48位う、ふ、ふ、ふEPO39.4000039.483.
02.05
49位シャワーな気分田原俊彦39.0000039.083.
05.18
50位Zokkon命シブがき隊37.2000037.283.
05.05

 本年は、ミリオンポイント達成曲数が前年より2曲増加して9曲となった。一方で、TOP50のポイントが6年ぶりに40万ポイントを割り込んだ。年間1位のポイントは前年から大幅に減少しており、レコード市場の衰退が始まった。ただ、アイドルは引き続き好調で、松田聖子が自身初かつ唯一となるTOP3入りとなった。また、現在ではヒットチャートの中心的存在ともいえるアニソンが史上初のTOP5入りを果たした。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

安全地帯

杏里

近藤真彦

シブがき隊

田原俊彦

中森明菜

細川たかし

松田聖子

都はるみ

薬師丸ひろ子

ラッツ&スター

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

2位 わらべ『もしも明日が…』

 テレビ朝日の番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』で結成した3人組ユニットが、2人になってから初めて発売した楽曲。自身最大のヒット曲になった。オリコン週間チャートでは初登場から5週連続の1位を獲得し、1984年の年間チャートで1位を獲得する大ヒットとなった。1984年には、本曲の大ヒットを受けて、本曲の音頭盤も発売した。

8位 アイリーン・キャラ『フラッシュダンス』

 同年に公開され、同年のアカデミー賞を受賞した、ジェニファー・ビールスが主演したアメリカ映画『フラッシュダンス』の主題歌。本映画のヒットはアメリカに留まらず、日本をはじめ世界中でヒットした。オリコン週間チャートでは2週連続1位を獲得し、海外アーティストが昭和に獲得した最後の週間1位となった。後年には、『ヒーロー』でおなじみの麻倉未稀がカバーしたり、安室奈美恵が本曲をアレンジした楽曲を発売するなど、長年に渡り愛され続けている。

10位 村下孝蔵『初恋』

 自身で作詞作曲を担当したストレートな王道ラブソング。当初はフォーク調だったが、フォークにこだわる必要もないだろうという意見が出てポップ調の曲になった。オリコン週間チャートでは最高順位3位を記録し、同年の年間チャートでは14位を獲得した。また、ザ・ベストテンの年間ランキングでは6位にランクインする大ヒットとなっている。後年に、DLが解禁されると約8年で25DLの認定を獲得し、多くの世代に長く愛される名曲となっている。

11位 原田知世『時をかける少女』

 自身が主演した映画『時をかける少女』の主題歌としてヒットした楽曲。作詞作曲はユーミンが松任谷由実名義で担当している。オリコン週間チャートでは2位止まりとなったものの、同年の年間チャートでは11位にランクインした。

17位 H2O『想い出がいっぱい』

 フジテレビで放送されたアニメ「みゆき」の主題歌に起用された楽曲。彼らは本曲の前まで自分自身で製作した楽曲で勝負していたが芽が出ず、他人の曲でヒットしたということに藻掻いていたこともあった。しかし、半年後に契約終了という話も出ていたため、彼らにとっては起死回生のヒット曲となった。オリコン週間チャートの最高順位は6位ながら、同年の年間チャートでは20位にランクインした。また現在は、卒業ソングの定番曲として親しまれている。

20位 葛城ユキ『ボヘミアン』

 元々は、1978年にポプコンに出場し優秀曲賞を受賞していた大友裕子が引退当日に発売した楽曲で、葛城が歌唱したものはカバーに当たる。しかし、本家よりも、島田陽子主演のTBSドラマ「赤い足音」の主題歌にも使用された本カバー盤の方がヒットした。作詞を担当したのは、デビューして数年しか経っていなかったCAHGE&ASKAの飛鳥涼だった。

32位 風見慎吾『僕 笑っちゃいます』

 TBSの番組「欽ちゃんの週刊欽曜日」で知名度を得て人気を博した他、後には4枚目のシングル『涙の take a chance』でブレイクダンスを振付に取り入れて、日本ブレイクダンスの先駆者とも称される自身のデビュー曲。本曲には自身の同郷で大先輩の吉田拓郎が作曲に参加している。オリコン週間チャートの最高順位は6位ながらも、1983年の年間チャートで32位にランクインして、自身最大のヒット曲となった。

41位 大川栄策『恋吹雪』

 前作『さざんかの宿』のヒットを受けてスマッシュヒットとなった楽曲。作詞作曲は前作と同じく、石川さゆり『天城越え』や美空ひばり『真赤な太陽』などを作詞した吉岡治と、五木ひろし『細雪』や都はるみ『アンコ椿は恋の花』などを作曲した市川昭介が務めている。オリコン週間チャートでは最高順位14位ながら、同年の年間チャートのTOP50圏内にランクインした。

46位 早見優『夏色のナンシー』

 自身が出演したCM「コカ・コーラ」のイメージソング。デビュー当時から筒美京平に作曲を依頼していた中、ついに筒美の作曲担当が実現した。オリコン週間チャートでは7位止まりながら、自身の代名詞的ヒットとなった。なお、アイドルが強さを発揮するザ・ベストテンでは、オリコンの順位を上回り4位を獲得している。

48位 EPO『う、ふ、ふ、ふ』

 シンガーソングライターである自身が、資生堂化粧品の同年春のキャンペーンCMソングとして発表した楽曲。後年も、キリンビールや江崎グリコ、マクドナルドなどあらゆる企業のCMに採用される名曲となっている。オリコン週間チャートは7位止まりだが、同年年間チャートのTOP50圏内にランクインしている。

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