1976年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1976年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位Beautiful Sundayダニエル・ブーン288.50000288.576.
03.10
2位青春時代森田公一とトップギャラン152.70000152.776.
08.21
3位あなただけをあおい輝彦118.70000118.776.
06.25
4位横須賀ストーリー山口百恵99.1000099.176.
06.21
5位わかって下さい因幡晃98.3000098.376.
02.05
6位S・O・Sピンク・レディー96.7000096.776.
11.25
7位あばよ研ナオコ96.6000096.676.
10.10
8位失恋レストラン清水健太郎94.2000094.276.
11.21
9位ペッパー警部ピンク・レディー90.7000090.776.
08.25
10位フィーリングハイ・ファイ・セット84.9000084.976.
12.01
11位すきま風杉良太郎83.3000083.376.
10.01
12位ビューティフル・サンデー田中星児81.5000081.576.
03.25
13位どうぞこのまま丸山圭子78.0000078.076.
07.05
14位酒と泪と男と女河島英五77.5000077.576.
06.25
15位赤い衝撃山口百恵75.5000075.576.
11.21
16位山口さんちのツトム君斉藤こず恵74.8000074.876.
06.15
17位赤いハイヒール太田裕美72.9000072.976.
06.01
18位Joleneオリビア・ニュートン・ジョン70.9000070.976.
08.05
19位パールカラーにゆれて山口百恵70.5000070.576.
09.21
20位愛に走って山口百恵69.8000069.876.
03.21
21位カントリー・ロードオリビア・ニュートン・ジョン66.9000066.976.
10.20
22位おゆき内藤国雄63.0000063.076.
05.01
23位四季の歌芹洋子62.6000062.676.
08.21
24位ソウル・ドラキュラホット・ブラッド62.4000062.476.
05.25
25位針葉樹野口五郎62.1000062.176.
09.10
26位揺れるまなざし小椋佳61.3000061.376.
07.21
27位落葉が雪に布施明60.5000060.576.
10.10
28位ファンタジー岩崎宏美59.0000059.076.
01.25
29位Love Is Blindジャニス・イアン54.6000054.676.
07.21
30位春一番キャンディーズ54.3000054.376.
03.01
31位夏にご用心桜田淳子53.9000053.976.
05.25
32位君よ抱かれて熱くなれ西城秀樹50.3000050.376.
02.25
33位帰らざる日々アリス47.8000047.876.
04.05
34位想い出ぼろぼろ内藤やす子47.7000047.776.
09.01
35位もう一度逢いたい八代亜紀47.6000047.676.
09.25
36位未来岩崎宏美47.0000047.076.
05.01
37位メランコリー梓みちよ46.9000046.976.
09.21
38位最後の一葉太田裕美45.8000045.876.
09.21
39位ドリーム岩崎宏美44.6000044.676.
11.05
40位山口さんちのツトム君川島啓司43.9000043.976.
06.14
41位ねえ!気がついてよ桜田淳子42.8000042.876.
08.25
42位きらめき野口五郎42.4000042.476.
06.10
43位パタパタママのこいのこ41.8000041.876.
06.25
44位河内のオッサンの唄ミス花子41.8000041.876.
08.01
45位恋人試験松本ちえこ41.6000041.676.
05.25
46位愛の始発五木ひろし41.5000041.576.
02.01
47位ビューティフル・サンデートランザム40.5000040.576.
03.25
48位盆帰り中村雅俊39.6000039.676.
05.25
49位翳りゆく部屋荒井由実38.4000038.476.
03.05
50位あなたがいたから僕がいた郷ひろみ36.0000036.076.
08.01

 本年は、ミリオンポイント達成曲が前年の14曲から一気に3曲まで減少した。一方で、70万ポイント超えの楽曲は前年とほぼ変わらず19曲となった。年間1位は、約280万ポイントを記録した洋楽が史上初めて獲得した。アイドルは引き続き好調であり、いわゆるアイドルと呼ばれるアーティストが初めてTOP5にランクインした。また、ついに伝説の2人組ピンク・レディーがデビューし、いきなりTOP10に2曲を送り込んだ。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

岩崎宏美

太田裕美

研ナオコ

桜田淳子

野口五郎

ピンク・レディー

山口百恵

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

1位 ダニエル・ブーン『Beautiful Sunday』

 TBSの番組「おはよう720」の海外を旅行する人気コーナー「キャラバンⅡ」のテーマソング。その当時、海外旅行は高嶺の花で、朝の番組としては異例とも言える大ヒットとなった。この時期に再ヒットとなってシングル化までされたのは日本だけで、本曲は『およげ! たいやきくん』の11週目のオリコン週間1位を阻止したうえ、連続15週の1位を獲得した。さらに、日本国内の洋楽シングルとしては、No.1ヒット曲となった。また、田中星児が歌った日本語カバーもヒットとなった。

2位 森田公一とトップギャラン『青春時代』

 TBSの歌謡番組『トップスターショー歌ある限り』のエンディングテーマに使用され大ヒットした。タイトルの通り、青春時代の心情をストレートに描いた作品で、当時の若者から多くの支持を得た。発売から約5ヶ月でオリコン週間チャートの4週連続1位を獲得し、年間チャートは1976年91位→1977年2位と推移した。本曲のヒットで1977年の紅白歌合戦に出場を果たした。

3位 あおい輝彦『あなただけを』

 作詞はフォークグループ・ガロの大野真澄、作曲は同じくフォークグループ・猫の常富喜雄が担当した。現STARTO社からデビューし、初代メンバーであった自身のソロシングル。アイドルソングとは一線を画したフォーク調の楽曲に仕上がっており、その特異さから話題を集めた。結果、オリコン週間チャートで6週連続となる1位を獲得し、同年の年間チャートでも7位にランクインした。

5位 因幡晃『わかって下さい』

 1975年開催のポプコンで最優秀曲賞を受賞した自身が、本大会に参加した際に歌唱した楽曲。また、本曲で第6回世界歌謡祭に入賞したことも合わさり、本年デビューを果たした。オリコン週間チャートでは3位止まりながらも、本年の年間チャートで9位にランクインする大ヒットとなった。

8位 清水健太郎『失恋レストラン』

 TBSの情報番組「ぎんざNOW!」でコーナー企画を担当し、そのルックスでアイドル的扱いだった自身が、まだ☆マークがついていなかった頃のつのだひろに楽曲提供を受けて発表したデビュー曲。発売から3ヶ月でオリコン週間チャートの4週連続1位を獲得し、1977年の年間チャート9位となり、1977年のレコード大賞の最優秀新人賞を受賞するに至った。また、次作もつのだに楽曲提供を受けて、『帰らない』をヒットさせ、1977年に大活躍した。

10位 ハイ・ファイ・セット『フィーリング』

 フォークグループ・赤い鳥のメンバーであった新居潤子(後にハイ・ファイ・セットに参加した山本俊彦と結婚し山本姓で活動)を中心に結成されたコーラス・グループ最大のヒット曲。原曲は、ブラジルのシンガーであるモーリス・アルバートの楽曲で、本作はカバーにあたる。なお、彼らのデビュー曲は、ユーミンの初期の代表作に挙げられる『卒業写真』で、ユーミンが歌唱したものはセルフカバーに当たる。また『卒業写真』以外にもユーミンの楽曲を数多くヒットさせている。

11位 杉良太郎『すきま風』

 水戸黄門の初代助さんでおなじみの俳優・杉良太郎の歌手としての代表作ともいえる楽曲。そもそも本曲発売の10年前から歌手活動はしており、俳優よりも前に歌手として活動していたが、本曲が売上を伸ばすまでヒットが無かったため、俳優としての印象が強くなった。オリコン週間チャートの最高順位は25位だが、TOP100圏内に150週近くランクインしており、中島みゆき『地上の星』に抜かれるまで、TOP100ランクイン記録の最長記録を保持していた

13位 丸山圭子『どうぞこのまま』

 60年代末から70年代初頭にかけて活動していたピピ&コットのメンバーとして活動していた自身が、本グループ解散後に自身で作詞作曲を務め世に出したヒット曲。オリコン週間チャートでは5位止まりだったがロングヒットとなって、本ランキングのランクインを果たした。なお、椎名林檎が高校1年生の時にホリプロスカウトキャラバンに出場した際に本曲を歌唱しており、プロとしてデビューしてからのライブでも披露している。

14位 河島英五『酒と泪と男と女』

 京都伏見の清酒会社・黄桜のCMソングに使用された楽曲。当初は自身のデビュー・アルバムに収録されていた楽曲だったが、シングルカットされた大ヒットとなった。なお、自身が平成になってから1度だけ紅白歌合戦に出場した際には、本曲ではなく『時代おくれ』を歌唱したため、本曲は紅白歌合戦で披露されていない。

21位 オリビア・ニュートン・ジョン『カントリー・ロード』

 アメリカのシンガーソングライターであるジョン・デンバーの名曲をカバーした楽曲。当初は1974年に発売した自身のアルバム「レット・ミー・ビー・ゼア」の収録曲だった。しかし、TBSで放送されていた朝の情報番組『おはよう700』の大陸を横断するという人気コーナーで、本曲が使用されたことでシングルカットされヒットを記録した。なお、オリビアはこの曲の他、本ランキングの18位に、日本国内では自身最大のヒット曲となった『Jolene』も送り込んでいる。

22位 内藤国雄『おゆき』

 将棋棋士かつ演歌歌手という二刀流の活躍が話題になった自身の代表的作品。当時は棋士の中で最も歌がうまく、歌手の中で最も将棋が強いと称された。オリコン週間チャートは21位止まりだったが、TOP100圏内に通算80週ランクインし、同年の年間チャートでも42位を記録するヒット曲となった。

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