2004年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計　一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

本ランキングの注意点：後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が2004年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

	曲名	アーティスト	RCP	CDP	DLP	STP	YMP	合計P	発売日
1位	花	ORANGE RANGE	0	99.9	78.2	9.7	2.5	190.4	04. 10.20
2位	瞳をとじて	平井堅	0	89.3	47.3	9.8	4.1	150.6	04. 04.28
3位	奏	スキマスイッチ	0	6.6	77.6	19.5	33.8	137.7	04. 03.10
4位	永遠にともに (LIVE Ver.との合算)	コブクロ	0	15.2	97.0	0	0.3	112.6	04. 10.14
5位	かたちあるもの	柴咲コウ	0	63.4	37.8	0	4.9	106.3	04. 08.11
6位	Sign	Mr.Children	0	77.3	0	9.8	12.6	99.8	04. 05.26
7位	ハナミズキ	一青窈	0	41.4	38.1	0	13.9	93.4	04. 02.11
8位	Dragostea Din Tei (恋のマイアヒ)	オゾン	0	0	80.8	0	3.7	84.6	04. 09.22
9位	やさしいキスをして	DREAMS COME TRUE	0	31.5	33.7	9.7	5.4	80.4	04. 02.18
10位	ロコローション	ORANGE RANGE	0	49.2	20.5	0	0.3	70.1	04. 06.09
11位	『3月9日』	レミオロメン	0	13.8	47.3	0	8.2	69.4	04. 03.09
12位	ココロオドル	nobodyknows+	0	24.8	30.6	9.6	3.9	69.2	04. 05.26
13位	メリクリ	BoA	0	13.6	40.5	9.7	0	63.9	04. 12.01
14位	let go	m-flo loves YOSHIKA	0	12.4	44.1	0	6.5	63.1	04. 11.17
15位	誰かの願いが叶うころ	宇多田ヒカル	0	36.5	23.5	0	2.2	62.3	04. 04.21
16位	READY STEADY GO	L’Arc〜en〜Ciel	0	31.0	23.6	0	1.8	56.5	04. 02.04
17位	Anniversary	KinKi Kids	0	52.5	0	0	1.8	54.4	04. 12.22
18位	ツバサ	アンダーグラフ	0	30.0	20.8	0	3.4	54.3	04. 09.22
19位	Mickey	Gorie with Jasmine & Joann	0	47.8	0	0	2.1	49.9	04. 09.08
20位	Million Films	コブクロ	0	15.2	33.7	0	0.5	49.4	04. 10.14
21位	栄光の架橋	ゆず	0	31.2	0	9.8	7.5	48.6	04. 07.22
22位	Moments	浜崎あゆみ	0	30.2	13.6	0	2.7	46.6	04. 03.31
23位	夢に消えたジュリア	サザンオールスターズ	0	45.7	0	0	0.6	46.4	04. 07.21
24位	君こそスターだ	サザンオールスターズ	0	45.7	0	0	0.6	46.3	04. 07.21
25位	リライト	ASIAN KUNG-FU GENERATION	0	13.8	16.8	9.7	5.8	46.2	04. 08.04
26位	CAROLS	浜崎あゆみ	0	30.9	13.9	0	0.5	45.3	04. 09.29
27位	マツケンサンバⅡ	松平健	0	41.0	0	0	4.1	45.2	04. 07.07
28位	INSPIRE	浜崎あゆみ	0	32.9	10.4	0	0	43.3	04. 07.28
29位	ミチシルベ〜a road home〜	ORANGE RANGE	0	27.8	13.6	0	0.6	42.1	04. 02.25
30位	思いがかさなるその前に…	平井堅	0	27.2	13.6	0	0.6	41.5	04. 10.06
31位	運命のヒト	EXILE	0	23.3	16.9	0	0	40.2	04. 05.12
32位	希望〜Yell〜	NEWS	0	39.5	0	0	0	39.5	04. 05.12
33位	愛と欲望の日々	サザンオールスターズ	0	37.1	0	0	2.0	39.2	04. 11.24
34位	ignited -イグナイテッド-	T.M.Revolution	0	19.6	16.7	0	1.1	37.5	04. 11.03
35位	青いベンチ	サスケ	0	27.0	0	0	9.2	36.3	04. 04.07
36位	君にBUMP	ケツメイシ	0	35.1	0	0	0.7	35.9	04. 07.28
37位	群青日和	東京事変	0	20.3	6.7	0	7.9	35.0	04. 09.08
38位	スターゲイザー	スピッツ	0	24.0	7.1	0	2.1	33.3	04. 01.21
39位	大好きだよ。	大塚愛	0	15.6	17.1	0	0.4	33.2	04. 10.20
40位	ね、がんばるよ。	KinKi Kids	0	32.6	0	0	0.2	32.9	04. 01.15
41位	GO!!!	FLOW	0	12.0	16.8	0	3.3	32.2	04. 04.28
42位	以心電信	ORANGE RANGE	0	0	31.5	0	0.6	32.1	04. 11.18
43位	HERO	EXILE	0	18.1	13.7	0	0	31.9	04. 12.01
44位	涙	ケツメイシ	0	28.5	0	0	2.5	31.0	04. 04.21
45位	彩〜Aja〜	サザンオールスターズ	0	27.9	0	0	2.5	30.5	04. 04.14
46位	恋文	Every Little Thing	0	15.6	13.9	0	0.3	29.9	04. 12.15
47位	サンライズ	BENNIE K	0	11.6	17.8	0	0	29.4	04. 09.22
48位	自由への招待	L’Arc〜en〜Ciel	0	21.5	6.7	0	0.3	28.5	04. 06.02
49位	BANZAI	B’z	0	28.1	0	0	0	28.1	04. 05.05
50位	結婚闘魂行進曲「マブダチ」	氣志團	0	9.0	16.8	0	1.1	27.0	04. 06.16

　本年は、ミリオンポイント達成曲数が前年より3曲減少して5曲となった。着うた切り売りの全盛期に突入し、フルでも切り売りでも人気を獲得し、CD売上も好成績となった楽曲が、そのまま年間1位となった。TOP50にランクインした楽曲の過半数がDLPを獲得しており、中でもDREAMS COME TRUEがDLでも人気を獲得し、9年ぶりにTOP10入りを果たした。TOP50の売上は2年ぶりに25万ポイントを上回った。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

ORANGE RANGE

コブクロ

スキマスイッチ

平井堅

年間TOP50ランクイン曲　PICK UP 解説

5位　柴咲コウ『かたちあるもの』

　最終回の視聴率が19.1%を記録した山田孝之主演のドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌に起用された楽曲。オリコン週間チャートは2位止まりとなったが、ドラマのヒットとともにロングヒットを記録し、同年の年間チャートでは6位にランクインした。前年に役名義で発売した『月のしずく』よりもCD売上は減少したものの、DL認定はフル35万DL、切り売りミリオンを記録しており、DL売上は大幅に増加した。結果、『月のしずく』に続いてミリオンポイントを達成する大ヒットになった。

7位　一青窈『ハナミズキ』

　アメリカ同時多発テロ発生時にニューヨークいた友人からのメールをきっかけに、書き上げた楽曲。オリコン週間チャートの最高順位は4位だったが、TOP200の登場回数は130回超えを記録するロングヒットとなった。また、レコード協会のDL認定では、フルの35万DL、切り売りミリオンを記録している。現在でも音楽の教科書に掲載されたり、平成にカラオケで1番歌われた楽曲となるなど、長年に渡り愛される名曲となった。

8位　オゾン『Dragostea Din Tei (恋のマイアヒ)』

　モルドバ出身の音楽グループである彼らの大ヒット曲。最初はラジオのヘビーローテションで人気を得ており、その後、掲示板サイトの2ちゃんねるで、本曲の空耳を元にした動画が製作され社会現象を巻き起こした。本曲は洋楽で初となる着うたミリオンを達成しており、約2年で歴代唯一となる切り売り400万DL認定を記録した。一方で、フル配信は35万DLにとどまった。

12位　nobodyknows+『ココロオドル』

　テレビ東京で放送されたテレビアニメ「SDガンダムフォース」の第2期エンディングテーマに使用された楽曲。1999年から活動する5人組ヒップホップグループである彼らの最大のヒット曲であり代表曲となった。オリコン週間チャートは最高順位5位ながら、CD売上は20万枚超えとなり、DL認定はフル25万DL、切り売りミリオンを達成した。この合算により50万ポイントを上回ったが、さらに後年リバイバルヒットとなってST認定で5000万回の認定を得て、最終的に60万ポイントを超えるヒットとなった。

18位　アンダーグラフ『ツバサ』

　当時4人組だったバンドである彼らの代表曲。最初は有線放送やラジオで火がついて、その後にCDやDLで人気を獲得した。そのためオリコン週間チャートの初登場はTOP100にもランクインしなかったが、最終的に最高順位は6位を記録している。DL認定のフル認定は10万止まりとなったが、切り売りはミリオンを達成している。なおPVには、本年に大ブレイクを果たした長澤まさみが出演している。

25位　ASIAN KUNG-FU GENERATION『リライト』

　毎日放送が制作しTBS系列で放送されたテレビアニメ「鋼の錬金術師」のオープニングテーマに起用された自身最大のヒット曲。オリコン週間チャートは最高順位4位で、CD売上は13万枚程度となったが、DLでは25万DL認定、STでは5000万回の認定を獲得して、45万ポイントを超えるヒットになった。

27位　松平健『マツケンサンバⅡ』

　テレ朝で数十年放送された伝説のドラマ「暴れん坊将軍」で主人公の徳川吉宗を演じた他、多くの作品に出演する俳優である自身の大ヒット曲。オリコン週間チャートでは最高順位3位を記録し、年間チャートは同年68位→翌年31位と推移するロングヒットとなった。なお、歌詞に「叩けボンゴ」という歌詞が出てくるが、サンバにボンゴは登場しないうえ、サンバは本来2/4拍子であるにも関わらず、本曲は4/4拍子の楽曲であるなど、何かとサンバには反する曲に仕上がっている。それでも、底抜けの明るさと松平健が歌唱するとギャップなどで売上以上に人気を獲得し、ついにはEnglish ver.まで製作された。

35位　サスケ『青いベンチ』

　埼玉県出身の二人組デュオである彼らの代表曲。彼らは大宮駅前を中心にストリートライブで精力的に活動しており、インディーズかつ大宮の一店舗のみでの発売ながら500枚のCDを即完売させた。その後も全国各地からCDを買い求める人が後を絶たず、この店舗で5000枚の売上を記録した。この話題を聞きつけたラジオ局がオンエアしたところ、ストレートな歌詞の切ないラブソングとして人気を獲得した。その結果、発売から1年以上経過してから、オリコン週間チャートの最高順位8位を記録して、CD売上が約27万枚となった。後年にはテゴマスのカバー盤もスマッシュヒットとなっている。

37位　東京事変『群青日和』

　三洋電機「auW21SA」のCMソングに起用された楽曲で、『本能』『ギブス』などのヒット曲で知られる椎名林檎が結成したバンドのデビュー曲にして最大のヒット曲。オリコン週間チャートは2位止まりながら、CD売上は20万枚を超えて、DL認定も10万DLの認定を記録した。「新宿は豪雨」という特徴的な出だしが印象的な楽曲で、伊勢丹も登場する。新宿系と称された彼女の真骨頂とも言える楽曲となった。

41位　FLOW『GO!!!』

　テレビ東京で放送され、現在では世界中で人気のアニメ「NARUTO -ナルト-」の4代目オープニングテーマに起用された楽曲。オリコン週間チャートの最高順位は6位で、CD売上も12万枚程度だったが、DL認定では25万DLを記録しており、YouTubeでも一定の人気を獲得した結果、合計ポイントは30万ポイントを超えるスマッシュヒットとなった。

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