1991年発売の楽曲人気ランキングTOP50

！本ブログはアフィリエイト広告を利用しています！

集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計　一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。(本ランキングの23位は全く同じポイントとなっているため、同順位となっている)

・単位は全て(万ポイント)

本ランキングの注意点：後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1991年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

	曲名	アーティスト	RCP	CDP	DLP	STP	YMP	合計P	発売日
1位	SAY YES	CHAGE&ASKA	0	282.2	0	0	6.7	288.9	91. 07.24
2位	ラブ・ストーリーは突然に	小田和正	0	258.7	18.5	0	0	277.3	91. 02.06
3位	どんなときも。	槇原敬之	0	166.9	16.8	9.6	10.4	203.9	91. 06.10
4位	それが大事	大事MANブラザーズバンド	0	160.3	23.5	0	0	183.8	91. 08.25
5位	PIECE OF MY WISH	今井美樹	0	125.3	0	0	0	125.3	91. 11.07
6位	あなたに会えてよかった	小泉今日子	0	105.4	16.7	0	1.3	123.5	91. 05.21
7位	ALONE	B’z	0	112.7	6.7	0	3.4	122.9	91. 10.30
8位	はじまりはいつも雨	ASKA	0	116.2	0	0	4.6	120.9	91. 03.06
9位	LADY NAVIGATION	B’z	0	117.2	0	0	0.4	117.7	91. 03.27
10位	しゃぼん玉	長渕剛	0	110.7	0	0	0	110.7	91. 10.25
11位	Choo Choo TRAIN	ZOO	0	104.9	0	0	0	104.9	91. 11.07
12位	何も言えなくて…夏	J-WALK	0	98.8	0	0	1.5	100.3	91. 07.21
13位	僕はこの瞳で嘘をつく	CHAGE&ASKA	0	81.0	0	0	1.2	82.3	91. 11.21
14位	冬がはじまるよ	槇原敬之	0	76.2	0	0	2.8	79.1	91. 11.10
15位	I LOVE YOU (01年盤との合算)	尾崎豊	0	49.1	16.9	9.6	0	75.7	91. 03.21
16位	Eyes to me	DREAMS COME TRUE	0	74.0	0	0	0.1	74.2	91. 04.25
17位	情けねえ	とんねるず	0	73.7	0	0	0	73.7	91. 05.29
18位	遠い街のどこかで…	中山美穂	0	67.2	0	0	0	67.2	91. 11.01
19位	ひとすじになれない	米米CLUB	0	65.8	0	0	0	65.8	91. 09.21
20位	流恋草	香西かおり	0	63.7	0	0	0	63.7	91. 03.25
21位	ほっとけないよ	楠瀬誠志郎	0	61.9	0	0	0	61.9	91. 11.15
22位	Say Anything	X JAPAN	0	53.7	6.7	0	0	60.4	91. 12.01
23位	歌えなかったラヴ・ソング	織田裕二	0	57.4	0	0	0	57.4	91. 02.06
23位	さよならイエスタデイ	TUBE	0	57.4	0	0	0	57.4	91. 07.01
25位	離したくはない	T-BOLAN	0	47.2	0	0	6.1	53.4	91. 12.18
26位	Love Train	TM NETWORK	0	53.3	0	0	0	53.3	91. 05.22
27位	太陽と埃の中で	CHAGE&ASKA	0	50.2	0	0	2.1	52.4	91. 01.30
28位	とどかぬ想い〜Welcome To The Edge〜	ビリー・ヒューズ	0	51.8	0	0	0	51.8	91. 05.15
29位	格好悪いふられ方	大江千里	0	50.2	0	0	0	50.2	91. 07.18
30位	二人静 -「天河伝説殺人事件」より-	中森明菜	0	48.3	0	0	0	48.3	91. 03.25
31位	想い出の九十九里浜	Mike	0	47.9	0	0	0	47.9	91. 02.14
32位	メタモルフォーゼ	工藤静香	0	44.0	0	0	0.3	44.3	91. 10.23
33位	ネオ・ブラボー!!	サザンオールスターズ	0	43.1	0	0	0	43.1	91. 07.10
34位	WILD HEAVEN	TM NETWORK	0	39.9	0	0	0.2	40.1	91. 11.15
35位	KISS	プリンセスプリンセス	0	40.1	0	0	0	40.1	91. 05.10
36位	BELIEVE IN LOVE	LINDBERG	0	39.9	0	0	0	39.9	91. 07.03
37位	替え唄メドレー	嘉門達夫	0	38.3	0	0	0	38.3	91. 05.21
38位	恋挽歌	伍代夏子	0	37.9	0	0	0	37.9	91. 04.25
39位	替え唄メドレー 2	嘉門達夫	0	36.8	0	0	0	36.8	91. 09.21
40位	Silent Jealousy	X JAPAN	0	28.4	6.7	0	1.6	36.7	91. 09.01
41位	Rosa	中山美穂	0	36.2	0	0	0	36.2	91. 07.16
42位	佐渡の恋唄	細川たかし	0	35.7	0	0	0	35.7	91. 12.01
43位	おしどり	五木ひろし	0	35.6	0	0	0	35.6	91. 10.01
44位	LOVE IS ALL	德永英明	0	35.4	0	0	0	35.4	91. 09.05
45位	Just time girl	KATSUMI	0	33.4	0	0	0	33.4	91. 04.25
46位	ハートをWASH!	永井真理子	0	32.5	0	0	0	32.5	91. 04.24
47位	ぼやぼやできない	工藤静香	0	32.4	0	0	0	32.4	91. 01.23
48位	雨夜酒	藤あや子	0	32.2	0	0	0	32.2	91. 03.21
49位	忘れないで	DREAMS COME TRUE	0	31.3	0	0	0.5	31.9	91. 10.25
50位	Miracle Love	牧瀬里穂	0	31.8	0	0	0	31.8	91. 10.30

　本年は、ミリオンポイント達成曲が前年から倍以上に増加し11年ぶりに2桁を超えて12曲となった。また、史上初めてダブルミリオン達成曲が3曲となった。なお、ダブルミリオンが複数曲誕生するのも11年ぶりとなった。バブル崩壊で娯楽がドラマとそのドラマ主題歌に集中し、中でも月9主題歌が1・2フィニッシュとなった。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

ASKA

今井美樹

X JAPAN

小田和正

工藤静香

小泉今日子

CHAGE&ASKA

TM NETWORK

DREAMS COME TRUE

長渕剛

中山美穂

B’z

槇原敬之

年間TOP50ランクイン曲　PICK UP 解説

4位　大事MANブラザーズバンド『それが大事』

　当初はテレ朝で放送されていた報道番組「スポーツフロンティア」のエンディングテーマに使用されたが、ヒットには至らなかった。しかし、フジの番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」のテーマソングに起用されたことで大ヒットにつながった。オリコン週間チャートでは発売から4ヶ月経過して年またぎの4週連続で1位を獲得し、1992年の年間チャート4位にランクインした。

11位　ZOO『Choo Choo TRAIN』

　前年のガーラ湯沢駅開業に伴い、JR東日本がスキー場の集客目的に始めたキャンペーン「JR Ski Ski」のキャンペーンソングに使用された楽曲。ダンス&ボーカルグループの先駆け的存在となった彼らの代表曲となった。オリコン週間チャートは3位止まりながら、同年の年間チャートでは12位にランクインした。後年には本グループにも所属していたHIROが、リーダーとして参加したグループEXILEによって本曲がカバーされた。なお、イントロのダンスがオリジナルと反対になってしまった理由は、映像を見ながらそのまま覚えてしまったため。

12位　J-WALK『何も言えなくて…夏』

　自身が前年に発売したアルバムの収録曲『何も言えなくて』をサマーバージョンとしてリアレンジして発売した楽曲。ヒットしたのは発売から1年後で、オリコン週間チャートの最高順位7位は1993年になってから記録した。本曲のヒットにより1993年の紅白歌合戦に初出場を果たした。CD売上のみではギリギリミリオンに届かないが、YouTubeのMV再生回数がこれを助けてミリオンポイントに到達し、自身最大のヒット曲にして代表曲となった。

21位　楠瀬誠志郎『ほっとけないよ』

　加勢大周が主演し遊川和彦が脚本を担当したTBSを舞台にしたTBSのお仕事ドラマ『ADブギ』の主題歌に起用された楽曲。当初は本ドラマに出演した浜田雅功が歌う構想があったため、自身の他の楽曲よりキーが全体的に高くなっている。オリコン週間チャートでは最高順位6位止まりながら、60万ポイントを超えるヒットとなった。

23位　織田裕二『歌えなかったラヴ・ソング』

　自身が出演したスズキ「セルボ・モード」のイメージソングに起用された楽曲。オリコン週間チャートでは2位止まりながら、年間チャートでは本年の14位にランクインした。また、自身の代表曲に挙げられる『Love Somebody』を抑えて、自身最大のヒット曲となった。なお、同年3月に発売した自身のアルバムに本曲が収録された際には、アコースティック・バージョンにアレンジして収録した。

28位　ビリー・ヒューズ『とどかぬ想い〜Welcome To The Edge〜』

　1990年にアメリカのオペラ「Santa Barbara」の劇中で使用された楽曲で、Winkの楽曲『夜にはぐれて』のカップリング曲として楽曲提供されている曲。日本では、自身のセルフカバー盤が、同年に放送され最高視聴率23.8%を記録した吉田栄作主演のフジ木曜劇場『もう誰も愛さない」のエンディング・テーマに起用されたことでヒットした。

31位　Mike『想い出の九十九里浜』

　菊池桃子が主演したTBSドラマ『ナースステーション』の主題歌に起用された楽曲。歌詞の中にGSの楽曲名が多く登場し、GSを意識した楽曲に仕上がっている。千葉県を舞台にしたご当地ソングとしては、『矢切の渡し』『北ウイング』に次ぐヒットとなっている。本曲のヒットを受けて同年のレコード大賞では最優秀新人賞を受賞している。なお、歌詞に「夕陽」が登場するが、千葉県で水平線に沈む夕陽を見られる場所は数少ない。

37位　嘉門達夫『替え唄メドレー』

　自身の持ちネタである替え唄メドレーをCD化したもの。この持ちネタは、多くのアーティストの楽曲を扱う関係上、著作権者の許可を取らなければならず苦労が多かった。すんなり許可してくれた代表的な人物には桑田佳祐や小室哲哉や秋元康などが挙げられる。他にも事務所はNGを出したが本人はOKを出した山下達郎や、思い入れが強いために『卒業写真』のみにNGを出したユーミンなどのパターンもある。逆にビーイングに所属するアーティストは許可が下りなかった。なお、本ランキングの39位には続編となる『替え唄メドレー2』をランクインさせている。

45位　KATSUMI『Just time girl』

　花王「ピュアエチュール」のCMイメージソングに使用された楽曲。自身で作詞作曲を務めてヒットを記録、前年発売のアルバム「One」のヒットを受けて最初のシングルだったこともあり、自身最大のヒット曲となった。なお自身は本年、21位にランクインした楠瀬誠志郎らとともにコーラスグループ・adamを結成している。

50位　牧瀬里穂『Miracle Love』

　自身が出演した三菱電機ビデオカメラ「ミラクルショット MV-S30」のCMソングと、こちらも同じく自身が出演した現・ゆうちょ銀行のCMソングに使用された楽曲。1989年に放送されたCM「JR東日本クリスマス・エクスプレス」で一躍人気となり、宮沢りえ・観月ありさと共に「3M」と称された自身のデビュー曲である。作詞作曲は竹内まりやが担当し、牧瀬自身の歌手としての代表作となった。

1990年発売の楽曲人気ランキング←　　　　　　　　　　　　　→1992年発売の楽曲人気ランキング