1982年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1982年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位さざんかの宿大川栄策181.40000181.482.
08.01
2位待つわあみん163.40000163.482.
07.21
3位めだかの兄妹わらべ132.70000132.782.
12.21
4位聖母たちのララバイ岩崎宏美120.60000120.682.
05.21
5位北酒場細川たかし116.20000116.282.
03.01
6位セカンド・ラブ中森明菜114.80000114.882.
11.10
7位3年目の浮気ヒロシ&キーボー110.40000110.482.
08.21
8位ハイティーン・ブギ近藤真彦90.9000090.982.
06.30
9位チャコの海岸物語サザンオールスターズ87.6000087.682.
01.21
10位ラヴ・イズ・オーヴァー欧陽菲菲78.306.90085.282.
09.01
11位情熱☆熱風☽せれなーで近藤真彦83.3000083.382.
01.07
12位赤いスイートピー松田聖子75.006.70081.782.
01.21
13位約束渡辺徹81.5000081.582.
08.25
14位ふられてBANZAI近藤真彦79.4000079.482.
03.31
15位渚のバルコニー松田聖子77.0000077.082.
04.21
16位ホレたぜ! 乾杯近藤真彦75.3000075.382.
09.30
17位哀愁のカサブランカ郷ひろみ75.1000075.182.
07.17
18位氷雨日野美歌75.1000075.182.
12.05
19位夢芝居梅沢富美男72.3000072.382.
11.21
20位恋人も濡れる街角中村雅俊71.5000071.582.
09.01
21位小麦色のマーメイド松田聖子70.0000070.082.
07.21
22位すみれ September Love一風堂67.7000067.782.
07.21
23位野ばらのエチュード松田聖子67.5000067.582.
10.21
24位誘惑中島みゆき65.3000065.382.
04.05
25位色つきの女でいてくれよザ・タイガース64.1000064.182.
02.05
26位い・け・な・い ルージュマジック忌野清志郎+坂本龍一62.0000062.082.
02.14
27位赤道小町ドキッ山下久美子61.2000061.282.
04.01
28位原宿キッス田原俊彦60.9000060.982.
05.08
29位少女A中森明菜59.30000.359.682.
07.28
30位Ya Ya (あの時代を忘れない)サザンオールスターズ50.906.70057.682.
10.05
31位誘惑スレスレ田原俊彦57.4000057.482.
10.15
32位夏をあきらめて研ナオコ56.5000056.582.
09.05
33位男の勲章嶋大輔56.4000056.482.
04.28
34位君に薔薇薔薇…という感じ田原俊彦54.7000054.782.
01.27
35位NINJIN娘田原俊彦53.2000053.282.
08.06
36位ラ・セゾンアン・ルイス53.1000053.182.
06.05
37位汚れた英雄ローズマリー・バトラー52.6000052.682.
01.01
38位悲しい色やね上田正樹52.2000052.282.
10.21
39位YES MY LOVE矢沢永吉51.50000.552.182.
02.20
40位$百萬BABYJohnny50.7000050.782.
06.23
41位ZIGZAG セブンティーン/Gジャンプルースシブがき隊50.2000050.282.
10.28
42位横恋慕中島みゆき47.2000047.282.
09.21
43位ドラマティック・レイン稲垣潤一47.1000047.182.
10.21
44位ダンスはうまく踊れない高樹澪46.9000046.982.
07.21
45位匂艶 THE NIGHT CLUBサザンオールスターズ44.5000044.582.
05.21
46位兄弟船鳥羽一郎43.6000043.682.
08.25
47位カサブランカバーティ・ヒギンズ42.7000042.782.
04.21
48位暗闇をふっとばせ嶋大輔41.9000041.982.
08.11
49位100%…SOかもね!シブがき隊41.7000041.782.
07.21
50位おまえにチェックイン沢田研二41.0000041.082.
05.01

 本年は、ミリオンポイント達成曲が前年から3曲減少して5年ぶりに2桁を割り込む7曲となった。また、ダブルミリオンポイント達成曲が誕生しなかったのは、1970年以来で12年ぶりとなった。年間1位は4年ぶりに演歌が獲得している。アイドルの売上が引き続き好調で、ついに花の82年組がデビューして、特に中森明菜はいきなり年間TOP10入りを果たす大ヒットとなった。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

あみん

岩崎宏美

近藤真彦

サザンオールスターズ

田原俊彦

中島みゆき

中森明菜

細川たかし

松田聖子

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

1位 大川栄策『さざんかの宿』

 1969年に発売したデビュー曲『目ン無い千鳥』以来、13年ぶりのヒット曲となった自身最大のヒット曲。発売から4ヶ月経過してオリコン週間チャートのTOP10に初登場して、最高順位は2位止まりだったものの、1983年の年間チャートで1位を獲得した。本曲のヒットを受けて、次作の『恋吹雪』もスマッシュヒットとなった。

7位 ヒロシ&キーボー『3年目の浮気』

 昭和歌謡デュエット曲の頂点ともいえる楽曲。浮気した男とそれを責める女という構図で人気を博した。オリコン週間チャートでは年またぎで連続3週1位を獲得し、1983年の年間チャートでは12位にランクインした。1983年には本曲のアンサーソングとして『5年目の破局』を発表している。なお、本曲の大ヒットがあるものの、彼らは紅白歌合戦の出場歴がない。

13位 渡辺徹『約束』

 自身が、デビュー直後の小泉今日子と出演した江崎グリコ「グリコアーモンドチョコレート」のCMソングに使用された楽曲。自身が当時、石原裕次郎主演の日テレドラマ『太陽にほえろ!』に出演して人気を得ていたことも相まって大ヒットにつながった。オリコン週間チャート2位止まりながら、年間チャートでは1982年33位→1983年55位と推移した。

19位 梅沢富美男『夢芝居』

 自身は元々歌うつもりがなかったが、西田敏行や水谷豊など売れている俳優は歌も出すという風潮があり、それを断るために無理難題を押し付ければ歌わなくて済むだろうと考えた自身は、自身の大好きな曲『シクラメンのかほり』を手掛けた小椋佳が楽曲提供するならと提案した。しかし、ディレクターが以前務めていたのは第一勧業銀行であり小椋の後輩だったため、その縁を元に頼み込みOKをもらって完成したのが本曲である。結果、オリコン週間チャートの最高順位8位ながら、年間チャートの1983年44位→1984年55位と推移するロングヒットとなった。

22位 一風堂『すみれ September Love』

 アメリカの俳優であるブルック・シールズが出演して話題になった、カネボウ化粧品「レディ80・パウダーアイシャドウ」のCMソングに使用された楽曲。メンバーで本曲の作曲を担当した土屋昌巳は「絶対に売れないだろう」と思っていたが、予想に反して自身の代表曲となった。後年には、ヴィジュアル系バンドのSHAZNAがカバーし、本ブログの換算ポイントでは、一風堂盤と同程度のポイントを獲得するヒットとなった。

26位 忌野清志郎+坂本龍一『い・け・な・い ルージュマジック』

 資生堂の同年春のキャンペンソングに使用された楽曲。資生堂宣伝部が音楽プロデューサーに相談したところ、「RCサクセションのボーカルとして独特の存在感を放っていた忌野と、YMOのメンバーとして活動していた坂本がコラボしたら面白いだろう」と坂本に持ちかけたところ即座に承諾し、レコード会社との調整もついたため実現した特大コラボである。当初、資生堂は「すてきな」をタイトルに提案していたが、二人の独断で「い・け・な・い」に変更した。

27位 山下久美子『赤道小町ドキッ』

 同年夏のカネボウ化粧品キャンペーンソングとして使用された楽曲。作詞は松本隆、作曲はYMOの細野晴臣が担当した。現在、アルバム総売上枚数が約250万枚を誇る自身の最大のヒット曲とった。オリコン週間チャートは最高順位2位、年間チャートは同年の22位にランクインした。なお、本曲がランクインしてザ・ベストテンに出演した際には、象に乗って歌唱するという伝説を残した。

33位 嶋大輔『男の勲章』

 昭和のホームドラマに次々主演していた俳優の石立鉄男が主演し、子役時代の坂上忍も出演していた日テレドラマ『天まであがれ!』の主題歌。本ドラマには自身も出演しており、本曲は自身の最大のヒット曲となった。また自身は、本ランキングの48位に『暗闇をぶっとばせ!!』もランクインさせており、本年大活躍となった。

38位 上田正樹『悲しい色やね』

 昭和・平成に多数のヒット曲を手掛ける作詞家・康珍化が作詞を手掛けた楽曲。上田は音楽グループを結成していた時期もあったが、ヒットには恵まれていなかった。当初は歌詞にも含まれ、副題に採用されることになった「大阪ベイブルース」が曲名だったが、本タイトルに変更された。歌詞の「にじむ街の灯」は尼崎だとされている。発売直後は売上が伸びなかったが、有線放送でリクエストが増加していき、オリコン週間チャートの最高順位5位と、1983年の年間チャート26位を記録するヒットとなった。

46位 鳥羽一郎『兄弟船』

 今や演歌の大御所の1人に挙げられ、同じく演歌歌手の山川豊の実兄としても知られる自身のデビュー曲にして最大のヒット曲。オリコン週間チャートでは最高順位34位ながら、ロングヒットを続けて本ランキングにランクインした。なお、本曲のオリジナルの歌詞には北方領土が登場するため、その部分の歌詞は変更して発売されたが、自身は現在もオリジナルバージョンを披露することが多い。

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