1980年発売の楽曲人気ランキングTOP50

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万ポイント)

ランキング注意点:後年にヒットした楽曲でも、発売が本年であれば本ランキングにランクインする。逆に、前年までに発売した楽曲であれば、本年にヒットした場合でもランクインしない。

以下が1980年発売の楽曲人気ランキングTOP50である

 曲名アーティストRCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位ダンシング・オールナイトもんた&ブラザーズ242.60000242.680.
04.21
2位奥飛騨慕情竜鉄也222.60001.0223.780.
06.25
3位大阪しぐれ都はるみ171.80000171.880.
02.01
4位スニーカーぶる〜す近藤真彦157.00000157.080.
12.12
5位ランナウェイシャネルズ146.30000146.380.
02.25
6位恋人よ五輪真弓144.20000144.280.
08.21
7位順子長渕剛141.30000141.380.
06.05
8位みちのくひとり旅山本譲二134.00000134.080.
08.05
9位風は秋色/Eighteen松田聖子119.30000119.380.
10.01
10位I’m in the Mood for Dancingノーランズ101.006.700.1107.980.
07.21
11位哀愁でいと田原俊彦107.80000107.880.
06.21
12位愛はかげろう雅夢103.50000103.580.
09.25
13位帰ってこいよ松村和子102.40000102.480.
04.21
14位ふたり酒川中美幸102.10000102.180.
03.25
15位谷村新司101.30000101.380.
04.01
16位青い珊瑚礁松田聖子90.206.700.697.680.
07.01
17位ハッとして! Good田原俊彦93.2000093.280.
09.21
18位とまり木小林幸子87.3000087.380.
01.01
19位雨の慕情八代亜紀85.30001.086.380.
04.25
20位防人の詩さだまさし84.50000.685.180.
07.10
21位パープルタウン八神純子84.5000084.580.
07.21
22位蜃気楼クリスタルキング81.8000081.880.
04.05
23位シャドー・シティ寺尾聰81.3000081.380.
08.05
24位万里の河CHAGE&ASKA80.60000.781.380.
09.25
25位私はピアノ高田みづえ73.9000073.980.
07.25
26位倖せさがして五木ひろし73.4000073.480.
03.05
27位人生の空から松山千春73.2000073.280.
09.21
28位ひとり上手中島みゆき66.5000066.580.
10.21
29位ペガサスの朝五十嵐浩晃64.3000064.380.
11.01
30位唇よ、熱く君を語れ渡辺真知子63.8000063.880.
01.21
31位さよならの向う側山口百恵56.506.70063.280.
08.21
32位RIDE ON TIME山下達郎62.6000062.680.
05.01
33位松山千春54.606.70061.480.
01.21
34位道化師のソネットさだまさし60.50000.360.980.
02.25
35位不思議なピーチパイ竹内まりや58.7000058.780.
02.05
36位南回帰線堀内孝雄56.3000056.380.
04.25
37位ジェニーはご機嫌ななめジューシィ・フルーツ55.3000055.380.
06.01
38位ふたりの夜明け五木ひろし55.0000055.080.
08.05
39位Yes・Noオフコース53.0000053.080.
06.21
40位狂った果実アリス51.6000051.680.
07.05
41位Call Meブロンディ50.50000.551.180.
07.14
42位TOKIO沢田研二50.6000050.680.
01.01
43位ロックンロール・ウィドウ山口百恵50.4000050.480.
05.21
44位セクシー・ナイト三原順子48.7000048.780.
09.21
45位「ヒゲ」のテーマたかしまあきひこ & エレクトリック・シェーバーズ48.4000048.480.
02.25
46位恋の綱わたり中村晃子46.1000046.180.
06.05
47位出航寺尾聰46.0000046.080.
10.21
48位Gotta Pull Myself Togetherノーランズ45.3000045.380.
10.21
49位THIS IS SONG FOR COCA-COLA矢沢永吉45.0000045.080.
03.10
50位Mr.ブルー八神純子44.8000044.880.
11.05

 本年は、ミリオンポイント達成曲数が前年と同じ15曲となった。ダブルミリオンポイント達成曲数は3年連続で2曲となった。TOP50のポイントが45万ポイントに迫っており、レコード市場の全盛期となった。また、伝説のアイドル・山口百恵が引退し、入れ替わるように現在も活躍するレジェンドアイドル・松田聖子がデビューした。他にも、田原俊彦・近藤真彦もデビューしており、彼らはデビュー年からいきなりミリオンポイントを獲得して、80年代アイドルブームが幕を開けた。一方、演歌・歌謡曲も負けじと多くの曲がランクインしている。

本年活躍したアーティスト (五十音順)

五木ひろし

五輪真弓

近藤真彦

さだまさし

シャネルズ

田原俊彦

寺尾聰

長渕剛

松田聖子

松山千春

都はるみ

山口百恵

八神純子

年間TOP50ランクイン曲 PICK UP 解説

1位 もんた&ブラザーズ『ダンシング・オールナイト』

 ソロ歌手としてデビューして約10年になるが、ヒット曲を出すことができなかったもんたよしのりが、レコード会社とともに再起をかけて結成したグループのデビュー曲。もんたは売れるとは思っていなかったが、シングルの発売前から全国の有線放送でリクエストが殺到し、発売から1ヶ月でオリコン週間チャートで10週連続の1位を獲得し、同年の年間チャートでも1位を獲得した。また、ザ・ベストテンでも通算7週1位を記録した他、年末の賞レースも多くの賞を受賞している。

2位 竜鉄也『奥飛騨慕情』

 1972年に飛騨地方の温泉街で歌う仕事が入り、2週間程度滞在した際に自身が作詞作曲した楽曲。同年に、自主製作で2000枚プレスして発売した。それから8年経過して郡上八幡のスナックで自身が歌唱していた際に、作詞家・喜多條忠の目に留まり、本年にレコード会社から発売された。有線放送で徐々に注目されるようになり、発売から半年経ってオリコン週間チャートのTOP10に初登場した。翌年には、日本有線大賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場した。オリコン年間チャートは『ルビーの指環』に阻まれ、1981年の2位止まりとなったが、累計売上枚数及び本ブログにおける換算ポイントは『ルビーの指環』を超える大ヒットとなった。

8位 山本譲二『みちのくひとり旅』

 後年には、とんねるずの木梨憲武とコラボした楽曲『浪漫』でも知られる自身の最大のヒット曲。自身の師匠である北島三郎に「いい曲があるから」と音楽ディレクターに会うように指示され、そこで聴いたのが本曲で、自らこの曲を歌わせて欲しいと懇願したというエピソードが残っている。しばらくは売上が伸び悩んだが、発売から4ヶ月後に関西の有線放送で話題になり、そこから約半年経過した頃、フジの音楽番組「夜のヒットスタジオ」で本曲を披露したことで、人気に火がついた。オリコン週間チャートでは4位止まりだったが、年間チャートでは1981年16位→1982年30位と推移する大ヒットとなった。

10位 ノーランズ『I’m in the Mood for Dancing』

 アイルランドの姉妹ボーカルユニットである彼らの代表曲。前年に発売した彼らのアルバム「ノーランズ・シスターズ」に収録された楽曲で、日本でも商業展開を視野に入れて、同アルバムからシングルカットされたのが本曲である。本曲は21世紀に入ってから多くの番組やCMで使用されており、その度にリバイバルヒットする息の長い楽曲である。海外アーティストがデビューシングルでオリコン週間チャートの首位を獲得するのは、欧陽菲菲『雨の御堂筋』以来で、2組目の快挙となった。

12位 雅夢『愛はかげろう』

 本曲の作詞作曲を担当した三浦和人が結成したフォークデュオ・雅夢のデビュー曲。同年のポプコンに本曲で出場し、優秀曲賞を受賞した。同年の世界歌謡祭に出場する選択肢もあったが、「本曲は秋のイメージなので秋に発売したい」という理由があったため、三浦の判断により出場を見送った。オリコン週間チャートでは3位止まりだったが、翌年の年間チャートでは13位にランクインした。

13位 松村和子『帰ってこいよ』

 ロングヘアに津軽三味線をギターのように扱う異色のスタイルで歌唱する姿が話題になった自身の代名詞とも言える楽曲。津軽富士とも称される岩木山をテーマにした青森県のご当地ソング。同年のレコード大賞で新人賞を受賞すると、翌年もロングヒットを続けて、オリコン年間チャートでは1981年の17位にランクインするヒットとなった。

29位 五十嵐浩晃『ペガサスの朝』

 明治製菓「明治チョコレート」のCMソングに使用された楽曲。翌年の年明けに放送されたザ・ベストテンの今週のスポットライトのコーナーで本曲が取り上げられると、翌週からリクエストはがきが急増した。これを受けて、レコード売上が急増して、自身の代表曲となった。オリコン年間チャートでは1981年の30位にランクインしている。

37位 ジューシィ・フルーツ『ジェニーはご機嫌ななめ』

 特徴的なウィスパーボイスを持つボーカルが話題となり、ウィスパーボイスのパイオニアとも言える存在のバンドである彼らのデビュー曲にして代表曲。多くの歌手にカバーされ後年に残る息の長いヒット曲である。オリコン週間チャートでは5位止まりとなったが、同年の年間チャートでは37位にランクインした。

44位 三原順子『セクシー・ナイト』

 前年にTBSドラマ「3年B組金八先生」に出演し、役柄のツッパリイメージで人気が急上昇し、そのイメージそのままに発売したデビュー曲が本曲である。子役時代から俳優活動をしていたため、アイドル路線は嫌だったと後年に語っているエピソードも残っているが、このアイドル路線でいきなりヒットを記録した。なお、現在は政治家としても有名である。

46位 中村晃子『恋の綱わたり』

 橋田壽賀子が脚本を務めた大河ドラマ「春日局」などの代表作で知られる大原麗子が主演し、自身も出演したTBSドラマ『離婚ともだち』の主題歌として発売された楽曲。作詞には本ドラマの脚本を担当した福田陽一郎が務めた。自身にとっては、7年前に発売した『あまい囁き』以来のヒット曲となり、オリコン週間チャート4位と、同年年間チャートの43位を記録した。

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