嵐の楽曲人気ランキング

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集計比率→RC:CD:DL:ST=3/2:1:1.5:520

集計方法の詳細→本ブログの集計方法

集計期間

RCP・CDP→原則、オリコン2023年末の集計 一部2024年集計分も含む

DLP・STP→レコード協会の2024年3月認定まで

YMP→一部の楽曲を除き、基本的には2024年3月中のどこかの日付の再生数をカウント

※オリコンが提供する売上枚数の情報は、1000枚未満の詳細を公表することが禁止されている。この禁止規定に従い、1000枚以下の数字は切り捨てて表示し、見やすさの観点から、その他のポイントも表示を統一している。その関係上、合計が一致しないものもある点に注意してもらいたい。なお、順位は詳細で表示した場合の確定順位である。

・単位は全て(万枚)

以下が合計ポイント20万ポイントを超えた嵐の楽曲人気ランキングである

 曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
1位A・RA・SHI097.309.810.7117.999.
11.03
2位Love so sweet045.7019.615.480.807.
02.21
3位Moster043.509.815.468.810.
05.19
4位カイト048.209.9058.220.
07.29
5位Happiness029.209.812.251.307.
09.05
6位One Love040.709.8050.508.
06.25
7位truth034.7009.043.808.
08.20
8位Troublemaker043.000043.010.
03.03
9位果てない空040.700040.710.
11.10
10位SUNRISE日本/HORIZON040.500040.500.
04.05
11位ワイルドアットハート037.5001.839.312.
03.07
12位時代038.400038.401.
08.01
13位迷宮ラブソング038.200038.211.
11.02
14位a Day in Our Life037.800037.802.
02.06
15位To be free037.700037.710.
07.07
16位Calling/Breathless037.600037.613.
03.06
17位Love Rainbow036.300036.310.
09.08
18位感謝カンゲキ雨嵐036.200036.200.
11.08
19位台風ジェネレーション036.100036.100.
07.12
20位GUTS!035.800035.814.
04.30
21位Face Down035.600035.612.
05.09
22位Lotus035.500035.511.
02.23
23位Dear Snow034.800034.810.
10.06
24位マイガール034.400034.409.
11.11
25位I seek/Daylight033.700033.716.
05.18
26位Bittersweet033.600033.614.
02.12
27位Believe/曇りのち、快晴032.800032.809.
03.04
28位君のために僕がいる032.300032.301.
04.18
29位青空の下、キミのとなり032.100032.115.
05.13
30位Your Eyes031.800031.812.
06.06
31位Endless Game031.800031.813.
05.29
32位WISH030.900030.905.
11.16
33位愛を叫べ029.900029.915.
09.02
34位復活LOVE029.800029.816.
02.24
35位Beautiful days029.600029.608.
11.05
36位誰も知らない029.400029.414.
05.28
37位Sakura028.800028.815.
02.25
38位明日の記憶028.700028.709.
05.27
39位BRAVE026.800026.819.
09.11
40位Power of the Paradise026.400026.416.
09.14
41位Everything026.100026.109.
07.01
42位Doors 〜勇気の軌跡〜026.000026.017.
11.08
43位瞳の中のGalaxy/Hero025.600025.604.
08.18
44位ナイスな心意気024.900024.902.
04.17
45位Find The Answer024.200024.218.
02.21
46位君のうた024.200024.218.
10.24
47位I’ll be there024.100024.117.
04.19
48位つなぐ024.000024.017.
06.28
49位夏疾風022.800022.818.
07.25
50位ハダシの未来/言葉より大切なもの022.300022.303.
09.03
51位Step and Go021.300021.308.
02.20
52位We can make it!020.500020.507.
05.02
53位きっと大丈夫020.500020.506.
05.17

 嵐は、相葉雅紀、大野智、櫻井翔、二宮和也、松本潤の5人からなる国民的アイドルグループで、現STARTO社の中ではアルバム総売上が最多のアーティストである。ダブルミリオンポイント達成曲はないものの、ミリオンポイント達成曲数は1曲、50万ポイント超えは6曲、20万ポイント超えは53曲となっている。そんな彼らの歴史を振り返っていこう。

華々しいデビューからセールス低迷期へ

華々しいデビューを飾った1999年からセールス低迷期に突入する2002年までの20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
A・RA・SHI097.309.810.7117.999.
11.03
SUNRISE日本/HORIZON040.500040.500.
04.05
台風ジェネレーション036.100036.100.
07.12
感謝カンゲキ雨嵐036.200036.200.
11.08
君のために僕がいる032.300032.301.
04.18
時代038.400038.401.
08.01
a Day in Our Life037.800037.802.
02.06
ナイスな心意気024.900024.902.
04.17

 1999年11月、現STARTO社のデビューとしては定番となったバレーボールワールドカップのイメージソングを自身も担当、これに使用された楽曲『A・RA・SHI』でデビューした。SMAP初のミリオンセラーやKinKi Kidsの大ブレイク直後だったこともあり、彼らも当然のように注目を集めて、CD売上はいきなりミリオンに迫る約97万枚となった。さらに、ST認定の5000万回再生、YouTubeのMV再生回数約5500万回を記録して、換算の合計ポイントは約117万ポイントに到達、自身唯一のミリオンポイント達成曲で、自身最大のヒット曲となった。なお、CDPが50万ポイントを超えた自身の楽曲は本曲のみである。

 2000年に入ると4月、『SUNRISE日本/HORIZON』をリリース、売上は前作から半減以上の約40万枚となった。7月には『台風ジェネレーション』を発売、売上はさらに減少して約36万枚となった。11月になると、最高視聴率20.1%を記録したメンバーの二宮も出演した江口洋介主演のフジドラマ「涙をふいて」のオープニングテーマに使用された楽曲で、現在も彼らの人気曲に挙げられる楽曲『感謝カンゲキ雨嵐』をリリース、前作とほぼ変わらず約36万枚を売り上げた。

 2001年には1月に、初のアルバム「ARASHI No.1 〜嵐は嵐を呼ぶ〜」を発表、売上は約32万を記録した。メンバーの二宮・相葉が出演した森永乳業のCMソング『君のために僕がいる』をリリース、売上は約32万枚となった。続いて8月に、最終回視聴率16.5%を記録したメンバーの松本が主演の日テレドラマ「金田一少年の事件簿」の主題歌となった『時代』を発売、ドラマのヒットを受けてセールスが若干回復、約38万枚となった。

 2002年に突入すると2月に、最高視聴率13.4%と大きなヒットにならなかったものの、後年に2度も映画が制作された人気シリーズで、メンバーの櫻井が出演した岡田准一主演のTBSドラマ「木更津キャッツアイ」の主題歌となった『a Day in Our Life』を発売、約37万枚を売り上げた。4月には、フジテレビで放送されていたアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の8代目エンディングテーマとなった『ナイスな心意気』をリリース、約24万枚の売上となった。なお、自身の楽曲がアニメタイアップとなったのは本曲のみである。そこから1ヶ月で、初のベストアルバム「嵐 Single Collection 1999-2001」を発表、約15万枚の売上を記録した。さらに7月、アルバム「HERE WE GO!」を発表、約14万枚を売り上げた。10月には、メンバー全員で主演を務めた映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」の主題歌『PIKA☆NCHI』を発売、オリコン週間チャートの1位は獲得したものの、ついにCD売上が20万枚割れとなり、セールス低迷期に突入した。

セールス低迷期から再ブレイク

セールス低迷期の2003年から2006年と、再ブレイクとなった2007年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
ハダシの未来/言葉より大切なもの022.300022.303.
09.03
瞳の中のGalaxy/Hero025.600025.604.
08.18
WISH030.900030.905.
11.16
きっと大丈夫020.500020.506.
05.17
Love so sweet045.7019.615.480.807.
02.21
We can make it!020.500020.507.
05.02
Happiness029.209.812.251.307.
09.05

 2003年になると3月に、最高視聴率13.4%を記録したメンバーの櫻井が主演を務めた日テレドラマ「よい子の味方 〜新米保育士物語〜」の主題歌となった『とまどいながら』をリリース、ドラマが大きなヒットとならなかったこともあって、前作に続き売上20万枚割れとなった。また、『感謝カンゲキ雨嵐』以来となるオリコン週間チャート1位を逃した。7月には、アルバム「How’s it going?」を発表、アルバム売上では自身最低となる約11万枚を記録した。9月、メンバー全員で出演したコカ・コーラのCMソング『ハダシの未来』と、最高視聴率14.0%を記録したメンバーの二宮が主演を務めたTBSドラマ「Stand Up!!」の主題歌『言葉より大切なもの』の両A面シングルを発売した。約22万枚を売り上げて、3作ぶりに20万枚を超えた。

 2004年は2月に、メンバー全員で主演を務めた映画の続編「ピカ★★ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」の主題歌である『PIKA★★NCHI DOUBLE』をリリース、3作ぶりにオリコン週間チャートの1位を獲得したものの、自身唯一となる初動売上10万枚割れとなり、累計売上も自身最低枚数となった。7月、アルバム「いざッ、Now」を発表して、売上約15万枚を記録した。8月には、最高視聴率11.2%となった深田恭子が主演を務め、メンバーの二宮が出演したテレ朝ドラマ「南くんの恋人」の主題歌で、藤井フミヤが作詞作曲を担当した楽曲『瞳の中のGalaxy』と、日テレアテネオリンピックのテーマソングとなった『Hero』の両A面シングルを発売した。約25万枚を売り上げて、約2年半ぶりの25万枚超えとなった。11月には、2度目のベストアルバム「5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004」を発表、約19万枚の売上となった。

 2005年に突入すると3月に、メンバーの櫻井が出演した城南予備校のCMソング『サクラ咲ケ』を発売、現在も定番の桜ソングに挙げられる人気曲ながら、売上は約17万枚止まりとなっている。8月にはアルバム「One」を発表して、約15万枚を売り上げた。10月、最終回視聴率22.4%を記録した井上真央主演の伝説のTBSドラマで、メンバーの松本が出演した「花より男子」の主題歌となった『WISH』をリリース、売上約30万枚を記録して、約3年半ぶりに売上30万枚を突破した。2006年には5月に、メンバー全員で出演したハウスウェルネスフーズのCMソング『きっと大丈夫』を発売して、約20万枚を売り上げた。7月、アルバム「ARASHIC」を発表、売上約16万枚を記録した。8月には、メンバーの櫻井が主演した映画「ハチミツとクローバー」の主題歌となった楽曲『アオゾラペダル』をリリース、売上は3作ぶりに20万枚を割り込んだ。

 2007年に入ると2月に、最終回視聴率27.6%を記録した「花より男子2 (リターンズ)」の主題歌『Love so sweet』を発売、ドラマの大ヒットを受けて、初動売上は5年ぶりに20万枚を突破、累計売上は約45万枚に達した。さらに、ST認定では自身唯一の1億回再生を記録しており、YouTubeのMV合計再生回数約7000万回も加えた換算の合計ポイントは約80万ポイントにまで達し、自身2番目のヒット曲となった。5月には、最高視聴率16.6%を記録したメンバーの松本が主演を務めた日テレドラマ「バンビ〜ノ!」の主題歌となった『We can make it!』をリリース、約20万枚の売上を記録した。7月、アルバム「Time」を発表、『Love so sweet』の大ヒットが助けて、売上が約31万枚となった。9月になると、最終回視聴率17.9%を記録したメンバーの二宮と櫻井が主演を務めたドラマ「山田太郎ものがたり」の主題歌となった楽曲『Happiness』を発売した。CD売上は約29万枚だったものの、応援歌的な歌詞とテンションが上がるメロディが人気を博し、ST認定の5000万回再生とYouTubeのMV合計再生回数約6000万回超えを記録、換算の合計ポイントは約51万ポイントとなった。

オリコン年間チャート2年連続1位

オリコン年間チャート2年連続1位を獲得した2008年と2009年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
Step and Go021.300021.308.
02.20
One Love040.709.8050.508.
06.25
truth034.7009.043.808.
08.20
Beautiful days029.600029.608.
11.05
Believe/曇りのち、快晴032.800032.809.
03.04
明日の記憶028.700028.709.
05.27
Everything026.100026.109.
07.01
マイガール034.400034.409.
11.11

 2008年になると2月に、自身唯一となるノンタイアップ(シングル発売当時)シングル『Step and Go』をリリース、CD売上は約37万枚となったものの、本シングル以降はほとんどの楽曲で、初動売上15万以上に対して2週目売上1/10以下となっており、CDPは約21万ポイントまで沈んだ。なお、08年発売曲で本条件を満たしたのは本曲のみなので、他の本年発売曲はほぼ巻き添えの形となった。4月、アルバム「Dream “A” live」を発表、約32万枚の売上を記録した。5月には、映画「花より男子(F)」の主題歌となった『One Love』を発売、CDPが約40万ポイント、ST認定の5000万回再生を記録して、換算の合計ポイントは約50万ポイントとなった。

 8月になると、最終回視聴率14.1%を記録したメンバーの大野が生田斗真と主演を務めたドラマ「魔王」の主題歌『truth』をリリース、CDPが約34万ポイント、YouTubeのMV合計再生回数約4500万回を記録して、換算の合計ポイントは約43万ポイントとなった。なお、本曲の年内のCD売上は約61万枚を記録しており、オリコン年間チャートの1位を獲得している(2位は『One Love』)。11月には、最終回視聴率22.6%を記録したメンバーの二宮主演ドラマ「流星の絆」の主題歌となった楽曲『Beautiful days』を発売、前作が主題歌となった「魔王」と同枠で、視聴率は本ドラマが上回ったものの、人気曲では前作に軍配が上がり、CDPは約29万ポイントまで落ち込んだ。

 2009年に入ると3月、『Believe/曇りのち、快晴』をリリースした。『Believe』はメンバーの櫻井が主演を務めた映画「ヤッターマン」の主題歌、『曇りのち、快晴』メンバーの大野が主演を務めたドラマ「歌のおにいさん」の主題歌で、本ドラマの役名名義で歌唱した楽曲、CDPは約32万ポイントを記録した。なお年内のCD売上は約65万枚を数えており、オリコン年間チャートの1位を獲得した(2・3・5位も自身の楽曲である)。5月には、最終回視聴率14.6%を記録したメンバーの櫻井が主演した日テレドラマ「ザ・クイズショウ」の主題歌となった『明日の記憶』を発売、前作に続き3形態シングルかつ初動売上50万枚を突破、CDPは約28万ポイントとなった。

 7月になると、メンバー全員で出演したauのCMソング『Everything』をリリース、CD売上は本年発売の自身の楽曲で本曲のみ50万枚を割り込んだ。CDPも本年発売曲では最低となる約26万ポイントとなった。8月には、初のオールタイムベスト「5×10 All the BEST! 1999-2009」を発表、初動売上のみで本年のアルバム売上1位となる約75万枚を記録、累計売上はダブルミリオンに迫る約198万枚となった。11月、メンバーの相葉が主演を務めたテレ朝ドラマ「マイガール」の主題歌になった楽曲『マイガール』を発売、CD売上は約56万枚で『Believe』や『明日の記憶』を下回ったものの、両曲と違い2形態シングルだったため、CDPは本年発売曲最高となる約34万ポイントとなった。

1年で6作のシングルを発売

1年で6作のシングルを発売した2010年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
Troublemaker043.000043.010.
03.03
Moster043.509.815.468.810.
05.19
To be free037.700037.710.
07.07
Love Rainbow036.300036.310.
09.08
Dear Snow034.800034.810.
10.06
果てない空040.700040.710.
11.10

 2010年3月、最高視聴率12.9%を記録したメンバーの櫻井が主演を務めたTBS日曜劇場「特上カバチ!!」の主題歌となった『Troublemaker』をリリース、CD売上はついに70万枚を突破して、CDPもこれに伴い増加、約43万ポイントとなった。5月には、最高視聴率17.5%を記録したメンバーの大野が主演を担当したドラマ「怪物くん」の主題歌『Moster』を発売、前作に引き続きCD売上が70万枚を突破、CDPも前作と同規模の約43万ポイントとなった。さらに、ST認定の5000万回再生、YouTubeのMV合計再生回数約7700万回再生を記録して、換算の合計ポイントは約68万ポイントに達し、自身の10年代の楽曲では最高ポイントをマークした。7月、メンバーの櫻井が出演した三ツ矢サイダーのCMソングで、ワンコインシングルとなった『To be free』をリリースした。CD売上は、自身の本年発売楽曲の中では最低の約51万枚となったものの、本曲のみ1形態シングルだったためCDPは約37万ポイントに登った。

 8月になると、約2年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバム「僕の見ている風景」を発表、オリジナルアルバム発売までの間で大人気アーティストの地位を完全なものにしていたこともあって、初動売上からオリジナルアルバム過去最高売上だった約32万枚から2倍以上となる売上約73万枚を記録した。その勢いのまま、現STARTO社ではKinKi Kidsの「A album」以来となるミリオンセラーを達成、累計売上は現STARTO社のオリジナルアルバム売上で当時歴代1位となる約113万枚となった(現在はSnow Manが所持している)。9月、最高視聴率15.7%を記録したメンバーの松本が主演したフジ月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」の主題歌『Love Rainbow』をリリース、CD売上は約62万枚で、CDPは約36万ポイントとなった。

 10月には、メンバーの二宮が主演の映画「大奥」の主題歌『Dear Snow』を発売、CD売上は約59万枚で、CDPは本年発売曲最低となる約34万ポイントとなった。11月、最終回視聴率19.2%を記録したメンバーの二宮主演のフジドラマ「フリーター、家を買う。」の主題歌となった『果てない空』をリリース、CD売上は『Troublemaker』や『Monster』に迫る約69万枚で、CDPは約40万ポイントを記録した。なお本年発売した楽曲は全てオリコン年間チャートのTOP10入りとなり、本年大ブレイクを果たしたAKB48とともに、年間チャートのTOP10を2組で独占した。また、ビルボードジャパンの年間ランキングでは、AKB48の劇場版が集計対象外でかつDL集計をしていなかったために自身の楽曲の順位がオリコン年間チャートよりも上昇、『Troublemaker』の1位をはじめ、TOP5に4曲をランクインさせた。

全シングル曲が30万ポイント超え

全シングル曲が30万ポイント超えとなった2011年と2012年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
Lotus035.500035.511.
02.23
迷宮ラブソング038.200038.211.
11.02
ワイルドアットハート037.5001.839.312.
03.07
Face Down035.600035.612.
05.09
Your Eyes031.800031.812.
06.06

 2011年に突入すると2月に、メンバーの相葉が主演したテレ朝ドラマ「バーテンダー」の主題歌『Lotus』をリリース、CD売上は約62万枚で、CDPは約35万ポイントとなった。7月には、アルバム「Beautiful World」を発表して、約93万枚を売り上げた。11月、最高視聴率18.1%を記録したメンバーの櫻井が主演のフジドラマ「謎解きはディナーのあとで」の主題歌となった『迷宮ラブソング』を発売、初動売上は前作を下回ったものの、累計売上は微増の約64万枚となったため、CDPもこれを反映して約38万ポイントを数えた。

 2012年には3月に、最終回視聴率16.9%を記録したメンバーの松本が主演を務めたフジ月9ドラマ「ラッキーセブン」の主題歌『ワイルドアットハート』をリリースした。CD売上は約65万枚で、CDPは約37万ポイント、YMPも加えた換算の合計ポイントは、この2年で最高となる約39万ポイントを記録した。5月には、最高視聴率18.3%を記録したメンバーの大野が主演したフジ月9ドラマ「鍵のかかった部屋」の主題歌となった『Face Down』を発売、CD売上は約61万枚、CDPは約35万ポイントとなった。

 そこから僅か1ヶ月、最高視聴率15.9%を記録したメンバーの相葉が主演の日テレドラマ「三毛猫ホームズの推理」の主題歌となった楽曲『Your Eyes』を発売、2年半ぶりに初動売上が50万枚割れとなり、累計売上は約55万枚、CDPは約31万ポイントとなった。10月には、アルバム「Popcorn」を発表して、売上約95万枚を記録した。

2作目のオリジナルアルバムミリオンセラー

シングルCDの売上が初めて80万枚を超えた2013年から2作目のオリジナルアルバムミリオンセラーを達成した2015年までの20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
Calling/Breathless037.600037.613.
03.06
Endless Game031.800031.813.
05.29
Bittersweet033.600033.614.
02.12
GUTS!035.800035.814.
04.30
誰も知らない029.400029.414.
05.28
Sakura028.800028.815.
02.25
青空の下、キミのとなり032.100032.115.
05.13
愛を叫べ029.900029.915.
09.02

 2013年に入ると3月に、シングル『Calling/Breathless』をリリース、前者は最高視聴率14.2%を記録したメンバーの相葉主演のフジドラマ「ラストホープ」の主題歌で、後者はメンバーの二宮が主演した映画「プラチナデータ」の主題歌である。3形態で発売したこともあって、初動売上のみで過去最大売上となる約75万枚、また累計売上は約88万枚となった。一方の合計ポイントは、一昨年に発売された人気曲『迷宮ラブソング』や昨年に発売された人気曲『ワイルドアットハート』を下回った。5月には、最終回視聴率16.7%を記録したメンバーの櫻井が主演を務めたフジドラマ「家族ゲーム」の主題歌になった『Endless Game』を発売、CD売上は約55万枚で、CDPは約31万ポイントとなった。10月、アルバム「LOVE」を発表して、売上約84万枚を記録した。

 2014年には2月に、最高視聴率14.4%を記録したメンバーの松本が主演したフジ月9ドラマ「失恋ショコラティエ」の主題歌となった楽曲『Bittersweet』を発売、CD売上は約59万枚で、CDPは約33万ポイントとなった。4月には、最高視聴率13.4%を記録したメンバーの二宮が主演を務めた日テレドラマ「弱くても勝てます」の主題歌『GUTS!』をリリース、初動売上は前作より微減となったものの、累計売上は前作から微増の約60万枚で、CDPは約35万ポイントとなった。なお本曲は、ビルボードジャパンの年間ランキングで本年の1位を獲得している。そこから1ヶ月足らずで、メンバーの大野が主演したテレ朝ドラマ「死神くん」の主題歌となった『誰も知らない』を発売、CD売上は約52万枚で、CDPは約5年ぶりに30万ポイントを割り込んで約29万ポイントとなった。10月には、アルバム「THE DIGITALIAN」を発表、売上約82万枚を記録した。

 2015年に入ると2月に、最高視聴率12.0%を記録した生田斗真・小栗旬主演のTBSドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」の主題歌に使用された『Sakura』をリリース、初動売上は前作から微増した一方で、累計売上は前作から微減となり、CDPは約28万ポイントにとどまった。なお、メンバーが出演しないドラマに主題歌として自身の楽曲が起用されたのは初めてとなった。5月には、最終回視聴率15.0%を記録したメンバーの相葉が主演を務めたフジ月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」の主題歌『青空の下、キミのとなり』を発売、初動売上が3作ぶりに50万枚を突破して、累計売上は約57万枚、CDPは約32万ポイントとなった。9月、ゼクシィのCMソング『愛を叫べ』をリリース、CD売上は約53万枚で、CDPは約29万ポイントとなった。10月には、アルバム「Japonism」を発表、初動売上は自身の最高記録となる約82万枚で、その勢いのまま売上約102万枚のミリオンセラーを達成した。

25万30ポイント前後の安定的な人気

安定的な人気を獲得していた2016年から2018年までの20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
復活LOVE029.800029.816.
02.24
I seek/Daylight033.700033.716.
05.18
Power of the Paradise026.400026.416.
09.14
I’ll be there024.100024.117.
04.19
つなぐ024.000024.017.
06.28
Doors 〜勇気の軌跡〜026.000026.017.
11.08
Find The Answer024.200024.218.
02.21
夏疾風022.800022.818.
07.25
君のうた024.200024.218.
10.24

 2016年に突入すると2月に、竹内まりやが作詞を、山下達郎が作曲を務めた夫婦共作で、NTTドコモのCMソングとなった楽曲『復活LOVE』を発売、CD売上は約54万枚で、CDPは約29万ポイントとなった。5月になると、シングル『I seek/Daylight』をリリースした。『I Seek』は、最終回視聴率16.0%を記録したメンバーの大野が主演した日テレドラマ『世界一難しい恋』の主題歌で、『Daylight』は、最終回視聴率19.1%を記録したメンバーの松本が主演したTBS日曜劇場「99.9 -刑事専門弁護士-」の主題歌となった。本シングルは3形態で発売されたため、初動売上は同じく3形態シングルとなった『Calling/Breathless』以来となる70万枚を突破、CD売上は約82万枚となった。CDPは前後のシングルよりは高いものの約33万ポイントにとどまった。9月、日テレのリオデジャネイロ五輪テーマソングに起用された『Power of the Paradise』をリリース、CD売上は約7年ぶりに50万枚を下回る約47万枚で、CDPは約26万ポイントとなった。10月には、アルバム「Are You Happy?」を発表、売上は自身が発売した10年代以降のアルバムでは最低となる約77万枚となった。

 2017年には4月に、最高視聴率11.8%を記録したメンバーの相葉が主演のフジ月9ドラマ「貴族探偵」の主題歌『I’ll be there』を発売、初動売上は約8年ぶりに40万枚を割り込み約39万枚、累計売上も約43万枚にとどまり、CDPは約24万ポイントとなった。6月には、メンバーの大野が主演を務めた映画「忍びの国」の主題歌で、14年ぶり2作目の平仮名タイトル曲『つなぐ』をリリース、初動売上・累計売上ともに前作と同水準となり、CDPも約24万ポイントである。10月、アルバム「「untitled」」を発表、売上は前作から微増の約81万枚を記録した。11月には、最高視聴率10.5%を記録したメンバーの櫻井が主演した日テレドラマ「先に生まれただけの僕」の主題歌に使用された『Doors 〜勇気の軌跡〜』をリリース、3形態シングルとしてリリースしたことでセールスが大幅に増加、初動売上が約57万枚、累計売上が約64万枚となった。一方、CDPは前作から2万ポイント程度の増加にとどまり、約26万ポイントとなった。

 2018年に入ると2月に、最終回視聴率21.0%を記録したメンバーの松本が主演を務めた「99.9 -刑事専門弁護士- Season2」の主題歌となった『Find The Answer』をリリース、CD売上は約44万枚で、CDPは約24万ポイントとなった。7月には、高校野球の応援ソング「夏疾風」をリリース、3形態シングルながら、数年前の2形態シングル程度の売上に落ち着き、初動約47万枚で累計約54万枚となった。結果として、CDPは約22万ポイントにまで落ち込んだ。10月には、メンバーの相葉が主演のテレ朝ドラマ「僕とシッポと神楽坂」の主題歌『君のうた』を発売、CD売上は約42万枚で、CDPは約24万ポイントとなった。

活動休止を発表

現STARTO社では初となるデジタル全面解禁を行った2019年と自身初のシングルCD売上ミリオンを達成した2020年の20万ポイントを超えた楽曲の発売順は以下の通り

曲名RCPCDPDLPSTPYMP合計P発売日
BRAVE026.800026.819.
09.11
カイト048.209.9058.220.
07.29

 2019年に入ると1月に、2020年の12月31日をもって活動休止することをファンクラブ内で発表、発表の同日に記者会見が行われ大々的に報道された。特に、本発表があってから最初となる本ニュースを取り扱った番組には視聴者が流れ、当時23時台の放送ながら視聴率2桁を記録していた菅田将暉主演のドラマをその日の放送のみ視聴率1桁に追い込むほどに注目を集めた。6月には、10年ぶりのオールタイムベスト「5×20 All the BEST!! 1999-2019」を発表、自身の10年前のオールタイムベストの売上を超えて、現STARTO社初かつ令和初となるダブルミリオンを達成、約219万枚の売上を記録した。9月、日テレのラグビーワールドカップテーマソング『BRAVE』をリリース、初動売上66万枚で累計売上71万枚を記録、CDPは約26万ポイントとなった。10月には、公式のYouTubeチャンネルを開設、1日でチャンネル登録者100万人を突破する偉業を成し遂げた。さらに11月の20周年記念日、ストリーミングの全曲解禁を行い、配信限定シングルの『Turning Up』を配信開始した。本曲はST認定の5000万回再生を記録した。

 2020年には7月に、NHKの東京五輪テーマソングで、次々にヒット曲を連発する米津玄師が作詞作曲を務めた楽曲『カイト』を発売した。自身唯一の4形態シングル、『Lemon』の大ヒットがまだまだ記憶に新しかったタイミングで米津が作詞作曲に参加したこと、さらにファンがまだ彼らが達成していないシングルのミリオンセラーを達成させてあげたいと動いたことなどもあって、初動売上が約91万枚、累計売上はシングル唯一のミリオンを達成する約116万枚を記録した。これによりCDPはデビュー曲に次ぐ、約48万ポイントとなった。また、ST認定の5000万回再生も記録して、換算の合計ポイントは約58万ポイントとなった。11月には、現在最後の作品となっているアルバム「This is 嵐」を発表、約90万枚を売り上げた。12月31日、紅白歌合戦への出場をもって活動を休止した。2024年には25周年記念のイベントを開催予定であるものの、未だに活動再開予定は聞こえてきていない。また新しい彼らが見られることを待ちわびるばかりである。以上が、20年以上に渡り第一線で活動し、人気を維持し続けた嵐の歴史である。この歴史を踏まえて、彼らの楽曲を聞きたくなった人には、2018年までのシングル表題曲が全曲聴くことができる2019年発売のオールタイムベスト「5×20 All the BEST!! 1999-2019」が良いだろう。

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